- 作者: 緑山のぶひろ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/01/25
- メディア: コミック
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一日、パソコンに張り付いているせいか、逆に、夜になって集中力を欠く。読み終わった本が山をなしているのだが、読書ノート付けが間に合っていない。
で、今日の読書ノートは、『罠ガール 3』。女子高生が有害動物駆除に挑むマンガも、三巻目。ちょっと目先を変えた展開から、ガチバトルへ。
前半は、舞台を変えて、丹後でニホンザルと対峙。
枝豆の収穫を手伝う代わりに、天橋立周辺の観光無料という会長が持ってきた話に乗る、千代丸とレモン。一度、狩猟の道に踏み込むと、どうしても、野生動物の痕跡が気になるようになるらしいw
枝豆の収穫のお手伝いから、人里に降りてきた猿の群れの追い払いに。群れのメスに発信器をつけて、位置を確認。人里に降りてきたら、人を集めて追い払いというシステムがすごいなあ。丹波か丹後あたりで、実際にこういう運用が行われているらしい。さらに、モンキードッグ。なかなか大変だな。ニホンザルは、有害鳥獣捕獲の枠組みでやらないといけない。
しかしまあ、本気でニホンザルが攻撃してきたら、人間が負けそうだよなあ。槍か刀でも装備していないと。ボス猿に、レモンとつむじが返り討ちに遭いかけるシーンがあったけど。
アンテナを持ち歩いて、猿の群れを通報する監視員の人を、レモンが「スパイ」と認識するのが面白い。「ダーウィンが来た」とか、その前の番組とかの、ネイチャー系の番組を見ていれば、携帯用アンテナがなんに使われるのか想像がつく。レモンはそういうタイプじゃないと。そういえば、「ダーウィンが来た」でも、最近は、あの八木アンテナのピッピッという音で、所在を探すシーンは減った感じがするな。
後半は、実家の田んぼを狙う巨大イノシシとの戦い。
習性を読んで、それに沿った罠を仕掛けないと、抜けられる。動物との知恵比べ。
イノシシも、実際に対峙するとなると、怖いなあ。あと、くくり罠のワイヤー、相手が大物だと、ちぎられる危険があるのか。罠を抜けたイノシシと遭遇して、千代丸が腰を抜かす場面も。
電気柵も、万能ではない、と。新たなるしし垣が必要な時代かあ。
ラストに、新兵器箱罠登場。千代丸のポケットマネーでは、手が出なかったもの。とはいえ、これに引っかけるには、また、別のノウハウが必要そうだなあ。
我が家は住宅地の真ん中だから、見たことないけど、日常的にイノシシの行動圏と重なると、嫌だなあ。