秋友克也『リビングで塗れるプラモ 水溶きアクリル筆塗りテクニック』

 リンク張り直しは、量が極端に減った2009年を一気に突破して、2008年の途中まで進行。うーむ、あとは、時間との競争って感じだなあ。
 適当に面白そうなサイトを、はてなブックマークに放り込んでいるが、読む時間が…


 とりあえず、もう、読み終わって一月ほどたつような気がするが、今日の読書ノートはコレ。タミヤアクリルを、3割ほどの水で溶いて薄く塗り広げる。それを、ドライヤーで強制乾燥。厚塗りになったところは、ティッシュで吸収というテクニック。ネットで紹介されている手法だが、意外と応用範囲広いんだなあ。飛行機や艦船にも使えるし、戦車の迷彩なんかもできる。さすがに、ツヤありの自動車やキャラモデルには、使いにくいようだが。フラットなら、意外とフィギュアにも、応用できる?


 戦車編は、1/48のタイガーと10式戦車。単色と迷彩塗装。自衛隊の迷彩には、向いているのか。そういえば、コマツG40ブルドーザーを作った時に感じたけど、タミヤの1/48シリーズ、単色塗装の車両は、成形色をそのまま活かした仕上げができそうだな。というか、塗った意味を感じなかったというか…


 飛行機編は、強い汚しを入れたもの、比較的きれいに仕上げたもの、銀塗装の三種類。意外と、細かい塗り分けもできるのだな。グラデーションは、ぼかし筆で。そういえば、一本、買ってあった気がする。


 最後は艦船。艦船分野は、プロでも筆塗りの人が多いから、意外と普通な感じがするな。細かい塗り分けが大変そうだけど。それでも、エアブラシのマスキングより、楽そうな感じがする。


 デカールの処理や組み立ての注意点なども。デカールは、リキテックスのパーマネント・マット・バーニッシュ使用。意外と、画材の使用が便利と。
 タミヤアクリル以外の水性塗料も紹介されているが、ファレホって、アクリルガッシュリキテックス・ペインティングメディウムで溶いたものに近いのか。熊本あたりだと、甲玉堂でアクリルガッシュを買うほうが入手性良さそうだなあ。


 とにかく、ラッカー系の揮発成分ですぐに気分が悪くなるので、こういう技術はありがたい。