熊本県伝統工芸館「匠の技と心:未来に繋ぐ熊本の工芸Ⅲ」

 なんか、ぼやぼやしていると行けなくなりそうということで、今日、見に行った伝統工芸館の企画展。水の平焼の岡部信行氏、木葉猿の永田禮三氏、小代焼の井上泰秋氏、山鹿灯籠の中島清氏の工芸家四氏を、熊本県の伝統工芸アーカイブ・情報発信事業で制作された動画とあわせて紹介する企画展。
 残念ながら、写真は禁止。
 海鼠釉の水の平焼が印象的。先日、郷土玩具の展示が印象的なのもあって、木葉猿が一番興味深かったかな。江戸時代から土産ものとして有名であった。十二支が欲しいなあ。あとは、泥メンコも興味深い。型と見比べると、相当焼縮みするんだな。
 山鹿灯籠、奉納品の建物とか、上から見ることを考慮して、縦横比がディフォルメされているのか。
 さまざまな技法を遍歴して、小代焼にたどり着いた井上氏は、ちょっと毛色が違う感じがする。


 会場で流されていたそれぞれの制作を撮影したビデオは、Youtubeにアップロードされている。
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