ウルトラ重機

 昨日ほどではないが、今日も立派に暑いな。夜の気温低下はずいぶんマシだが。


 NHK衛星の「ウルトラ重機6」を見る。今回はブルガリアの褐炭鉱山のバケットホイールエクスカベーターに、同じくブルガリアの港湾の荷役重機、そして、ポーランドの岩塩鉱山の採掘重機。重機系雑誌でも出てこないマニアックさ。すごい。
 この番組、地味に経費がかかっていそうだなあ。海外の、しかも実際に動いている鉱山の人に案内させるわけで、現地のアレンジに人脈かお金が必要そう。民放じゃ、絶対に無理な番組だな。


 ブルガリアの露天掘り炭田。120メートルの表土を剥ぐために、27基のバケットホイールエクスカベーターというスケール感が共産主義っぽいなあ。そして、最下層の褐炭の採掘には、バケットチェーンエクスカベーターで、途中の粘土層を避けて採掘。前者は操作を体験させてもらえたけど、後者は見ているだけというのが、難易度の差なんだろうな。
 よく分からないけど、ここかな?



 続いては、同じくブルガリアのブルガス港?の港湾荷役機械。地図で見ると、近代の大規模港湾として、ちょっと狭い感じかなあ。すぐ内陸にブルガス湖があって、都市を造るスペースに限界がある感じ。それだけに、コンテナヤード専業とか、鉱石の専用埠頭なんかを作りにくくて、汎用性の高い荷役機械を開発しているのかな。
 日本だとストラドルキャリアが多い印象だけど、鋼管なんかも動かせるリーチスタッカが導入されている。クレーンもガントリークレーンじゃないクレーンがおもしろい。しかも、20フィートコンテナを二つ一気に持ち上げられる仕組みとか、パドルで最後の誘導をする仕組みとか。いろいろと工夫がなされている。


 ポーランドの岩塩鉱山の採掘機械もおもしろい。掩体掘削機みたいなエクスカベーターから、岩塩を削り取って、それをパドルで集めて、コンベアでトラックに積み込みまでこなすハーベスターへの発展とか。削るときに白い砂埃が発生する状況とか。
 ヴィエリチカ岩塩坑の地下礼拝堂もすごいなあ。採掘者たちの財力と、岩塩採掘の危険さ、それに伴って湧き上がる信仰心が印象に残る。
 あとは、アメリカの重機オペレーター世界選手権とか、日本のレール交換とそれに使われる鉄道クレーン車とか。架線の下でレールを取り扱う専用のメカか。レールの重さだけのカウンターウェイトを乗っけるとか、横方向の荷重を支えるパドルとか。


ja.wikipedia.org
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 プラモは順調に遅延中。ガンキャノン、合わせ目とか、ゲート跡とか、パーティングラインのヤスリがけを始めたら、それに手間がかかって。無塗装仕上げだからと、1200番まで研磨。細かい目のヤスリだと、本当に磨く感じなんだな。そして、序盤の荒目の傷消しをきっちりとしておかないとあとまで響く。
 なんか飽きてきたので、適当なところで終了。どうせ、トップコートかけるし…
 次は、削りかすを洗浄しないといけないのだが。


 先行のが手待ち状態の間に、他のキットが進む。箱を使った簡易撮影ブースで記念写真を。
 熊本地震前ぐらいにパチ組みしていたジムスナイパー2に、ガンダムマーカーの流し込みスミ入れセットでスミ入れ。薄い青の部分は青で、濃い青の部分はグレー、グレーの部分は茶色で入れている。いまいち目立たないなあ。茶色かオレンジ使った方が良かったかな。
 こいつは、このままで完成したことに。つや消しにするより、適度なツヤがあるほうがいいかな。
 このキット、カトキ立ちくらいの足を広げたポーズじゃないと後ろにひっくり返るバランスみたいだな。立たせるのに微妙に苦労した。
 しかし、ジム・スナイパー2、かっこいいなあ。一番好きなモビルスーツかもしれん。基本的に出渕デザインが好きなのかな。






 あとは、新しく買ったマグアナックのパチ組みも完成。こっちはトップコートかけたあと、チッピングを派手目にやりたい。
 色分けがすごいなあ。
 ガンダムW、ストーリーはともかくとして、量産MSのデザインはかなり好き。