鈴木輝實『すぐに役立つ色づくりの実技:透明水彩 混色教室』

 プラモの塗装の参考になるかと思って借りてきたが、透明水彩は、その名の通り下地を透過する絵の具のために、ざっと見て、応用できなさそう。あと、絵の具が三原色を、それぞれレモンイエロー(青みを含む)、アドミウムイエローディープ(赤みを含む)、セルリアンブルー(黄みを含む)、ウルトラマリンディープ(赤みを含む)、カドミウムレッドライト(黄みを含む)、クリムゾンレーキ(青みを含む)と分けて混色の特色を紹介しているが、これも、模型用塗料でどこまで応用できるか。つーか、特にミリタリーだと、彩度低めでもあんまり気にしないような…


 透明水彩の絵は、輪郭よりも、絵の具の濃度や混色による彩度の制御で、表現するものであるということなのかな。そう考えると、印象派的な感じだなあ。