おがきちか『Landreaall 35』

Landreaall 35巻 (ZERO-SUMコミックス)

Landreaall 35巻 (ZERO-SUMコミックス)

 前巻末に、「危険種避け」のポーションを使ったら、巨大モンスターが現れたところで終わり。本書では、その答え合わせが。危険種が集まって大乱闘。擬装杭でかろうじて、攻撃を避けることに。乱闘の中で倒されそうな杭を、なんとか守ったDXが凄まじい。
 20層の不可侵モンスターから作られているため、それより下層では弱いモンスターにケンカを売られた気分になって逆効果になるという。
 凶悪な引きだった。


 ダンジョン脱出編も、混乱状態から抜け出して、いよいよDX一行の脱出を目指すアタックに。何度も危険な目に遭いつつ、なんとか切り抜けて30層まで上がる。まだまだ、道は遠いなあ。
 しかし、本当に運だけで切り抜けている感はあるなあ。最初のモンスター大乱闘、下手に攻撃すると爆発するクラウボトル、そして、あんまり毒が無くてよかったねの31層の幻覚キノコ。特に、一番最後が一番危なかったんじゃ。
 しかし、ゴリランドリオールって。最初、何が起ったのかと思ったw


 一方、いったん地上に戻った六甲とイオンは、いつよさんと合流して、探索部隊の斥候として、DXたちの救出作戦に参加。あとは、サー・ジャックの石化の話から、DXが最後の手段として、石化の毒を持ち歩いているのか。それが、どう、物語に関わってくるか。これだけ大きく出してきたからには、使わないで済みましたーとかいうことにはならなそうだけど。


 あとは、ダンジョンのデータを博捜して、DXたちを支援するメイアンディアたちのチーム。彼女たちの知識のサポートが地味に大きい。