戦車・陸戦関連ツイートメモ


 GAOによる湾岸戦争でのブラッドレーの評価。
 十分な信頼性を発揮したが、細かいところで不具合がいろいろと。砂塵は米軍にとっても大変だったようだ。弾切れを嫌って、弾庫以外にも弾薬を搭載するってのは、湾岸戦争での米軍でも同様か。照準装置の能力不足やTOWは誘導の間無防備になってしまう問題。
 機動力は十分だったものの、バックするときの最大速度が不足で、エイブラムスに置いて行かれてしまうこともあったとか。



 GAOのエイブラムス評価。
 攻防走、すべてで満足すべき性能を発揮した。しかし、サーマルサイトの性能不足から遠距離での敵味方識別が困難で、友軍の誤射が多発。高倍率化、IFFの必要、車長専用のサーマルサイトとハンターキラー能力の付加が求められた。
 あとは、燃費の悪さと砂塵の吸い込みが問題だった。止まっていても、巡航時と燃費が変わらないって、ただでさえ大食らいのガスタービンエンジン搭載の車両にとってはキツいなあ。それで、APUが尾部に搭載されるようになったのか。あとは、エンジン管理コンピュータの搭載とか。
 無敵戦車も、砂には苦労した。フィルターが目詰まりして定期的に清掃することになったとか、フィルターを通り越した砂塵でタービンブレードが傷んだとか。空気を大量に吸い込むガスタービンエンジンの弱点だわなあ。



 エイブラムスのエアフィルター。でかい。



 湾岸戦争での友軍誤射多発の要因。
 闇夜・煤煙により視界不良、敵味方識別装置がなく遠距離では敵味方の識別が困難、車長用サーマルサイトがなく誘導が困難、乗員の疲労といった要因に、闇夜で隊列からはぐれたり、負傷者救助のために止まった車両が敵戦車と誤解された、と。
 で、イラク戦争の時には、あの目立つ反射板が設置されたわけね。あれは、敵からも分かりやすいと思うが…



 ロシアのT-15重歩兵戦闘車のついて。アルマータファミリーの一種か。
 ロシアもチェチェン紛争なんかで、横からのRPGや仕掛け爆弾の損害に苦しんだ。で、その回答として作られたのがアルマータファミリー。でも、高価すぎて、全軍配備は無理っぽい。当面はヨーロッパ正面に配備される模様。
 共通車体って、逆に効率悪くなりそうだけど…



 チリ軍のレオパルド2戦車は、高地戦を考慮して、特別なターボチャージャー装備なのだそうな。高地ってのは、それだけの負担があるのだな。戦車対戦車だと、あの地域では無双できそうな戦力だな。
 しかも、アタカマ砂漠はめちゃくちゃ過酷な環境なので、車両の寿命が半分以下に縮むとか。



 ドローンのトップアタックが、戦闘車両への脅威になる、と。パラシュート付き手榴弾なんてあるのか。
 で、運用側としては、小隊規模の部隊が飛躍的に広範囲で交戦できるようになるが、一方で情報過多になりがち、と。