- 作者:瀬田ヒナコ
- 発売日: 2020/08/06
- メディア: コミック
霊側のキャラがガンガン増えてるなあ。で、生きている人間とからんで、なかなかの強度の人情ギャグが。よろず屋霊が自己紹介代わりにコギャル霊のシュシュを隠す。で、みんなで探し回るところで、霊の「落とし物」がわりに怖いとかw
みんなで家庭科の課題のパジャマ作りですったもんだとか、夏休みの子供会の工作で心霊アイテムが出現しないようにみんなで協力したり。小川のゾンビマニアが、霊をも凌駕するやばさになってきている。呪いの瓶の顛末がいいなあ。天海さんの書いてきたことが「井上さんと友達になれたこと」「皆さんと出会えたこと」「皆さんが今日も仲良しなこと」で、やきもちを焼く井上がめちゃくちゃかわいいのだが。
山田兄の財布を探すエピソードも良い。江角、毛嫌いしているわりには、行動パターンを徹底的に把握しているのが。つーか、守護霊に人語が通じないとか、霊も移動ルートを把握していないとか、山田兄強すぎるw
けっこう、水と油でカップルパターン、天海・井上とか、江角・山田兄とか、多いなあw
霊サイドでは、地縛霊に手が生えたのが最大の変化かな。
あとは、ラストのコギャル霊が同年代の友達が成仏するということでお別れすることになって、笑顔で別れる約束が果たせなさそうとすったもんだする話がかわいらしいというか、いいなあ。結局、どっちも最初から半泣きなのが、かわいらしい。
とりあえず、ポニテ天海さん、かわいい。