米田和佐『だんちがい 10』

 うーむ、やっと2月購入の本に手が付きだしたか。遅れが激しい。


 ついに大台かあ。弥生が高校に進学して、ちょっと環境は変わりつつ、雰囲気はあまり変わらない仲野家。
 すっかり、ワイド4コマだなあ。


 高校進学ということで、前半は弥生メイン。
 姉と同じ制服を着ることで体型の差が目立つとアレンジをいろいろ考える110話、部活に友人関係にと充実しつつ、推薦で私立に進学した友人との差に複雑な気分になる111話。疲れ切った体でも、予習復習は欠かせないw



 熱を出した夢月に迫られる112話、やべーな。バスタオル一枚で過ごして体を冷やした夢月は、暴走モードに。熱を出すと甘えん坊になるとはいえ、ちょっと弟にはお目に毒。翌日、正気を取り戻すと、赤くなるのが…
 生き霊咲月が過去に遡航して、幼い頃の晴輝と出会う114話に、晴輝の株が妙に高くなる115話。つーか、晴輝、なんだかんだ言って、近所の小学生と交流があるのな。でも、上げた株を最後で落としてくるw



 116話は、いとこの結婚式に紹介されて、レンタルドレスでおめかしする話。ドレスにキャッキャしながらも、値段にビビる感覚がいいねえ。双子の姿が妖精っぽくって良い。
 あとは、髪型をアレンジした年長組も、なかなかいつもと違っていい感じ。


 ラストは、長女夢月の将来の夢。教師になるのが夢と知って、驚き慌てる晴輝と弥生がなんとも。とはいえ、あまり親切とは言えない教え方の前に苦労している二人からすれば、当然の懸念か。しかし、小学生相手のは、ちゃんと教えることができること、そして、初等教育志望ということで、一安心。
 この顔であるw



 冒頭の双子が花見したいと騒ぐエピソード、分かる気がするわ。で、桜餅で満足する感覚もw