コロナ関連メモ


 検査を徹底して、早期に治療介入をはじめると、死亡率が下がる。もちろん純粋な人口の差が大きかったりはするだろうけど。日本は最初から誤った感が強いなあ。
 PCR抑制とか、最初は様子見てとか、供給側の都合で設定されていた制限が自己目的化してしまった感はある。


 ウイルスの放出量の多寡は症状に寄らない。無症状ながら大量のウイルスをばらまく人がいる。ここを押さえないと市中感染は止まらないという話かな。


 「ぜんぜんわからない俺たちは雰囲気で政治をやっている」って奴だな。
 つーか、「公共部門の再建」がポストコロナの課題だな。


 そもそも、発熱してから3日後にPCR検査というのがアレだよなあ。初日にPCR検査して、抗ウイルス薬投与のほうが死人を減らすんじゃないかなあ。
 一週間以上高熱と咳って、ガンガン体力が削られそうだな。4日ほど高熱に悩まされた一昨年のインフルエンザですら二度と体験したくないトラウマ体験だけど、それより長いんだよな。


 うーむ、分からん…


 全ゲノム解析の実力。


 7月中に高齢者の接種が90%になって、やっと来年1月の緊急事態宣言を避けられる。効果が出てくるまでに時間がかかるのだな。イギリスあたりでも、無接種ないし接種1回目の人にガンガン流行りまくってるらしいし。
 接種が進めばお年寄りの死者は防げるけど、中年層でガンガン患者が発生、免疫が生成されなかった高齢者や中年層に重症者がでて、病棟が埋まる。
 高齢者の接種終了後のほうが流行の規模が大きくなるって、直感的には分かりにくいなあ。


 下水中のコロナウイルス濃度から感染者数を推測する試みについて。なかなかの感度。そして、このモデルに基づけば、実際の陽性者をほとんど捕捉できてないことになるなあ。陽性診断者の6倍くらいは感染して、ウイルスを放出している人間がいたことになる。というか、日本でも展開されるべき研究だよなあ。
www.tohoku.ac.jp



 依然として、準備した病床の倍近い患者がいるわけか。それにしても、入院率が異常に低いのはなんでだろうか。大阪に関しては、この状況で緊急事態宣言解除は論外だな。


 日本は検疫と海外からの流入に対策する気がないというのがよく分かる。つーか、ほんとに「自粛」といい個々人に丸投げして、制度調える気が全然ないのな。
 東日本大震災から10年で、官僚機構がここまで無能力になっていたのに驚愕するしかない。日本社会の底が抜けて、富み栄えるのは中抜き屋。


 フィンランドの大規模クラスターの事例。ワクチンを受けていても、デルタ株にうつるときはうつる。1回の接種ではデルタ株には無力、と。
 やっぱり、デルタ株の現状を見てるとワクチン一本足の日本政府の行動は危ういなあ。英米の先行事例もあるのに、全然学ばない。正直、尾身氏の評価も駄々下がり中。


 うーん、わからん。が、第5波は意外と早いかも知れないと。


 大阪、兵庫、北海道は第3波、第4波ともに死者数が多い。兵庫県が飛び抜けて多いな。あと、第3波の北海道の死亡率の高さ。
 そもそも、大規模な高齢者施設はなるべく早く接種が行われるべきだったのに、なんかそういうのなし崩しで数を競う感じになってしまったよなあ。


 当たってしまった人に対して、もっと広く救済があってしかるべきだよなあ。