地形データ類
岩戸山までのトリミングです。ご査収ください。高解像度版は https://t.co/i1fPaJbaoL 今回のこととは関係ないと思いますが、岩戸山の山頂付近って肌落ちしたようなちょっと変わった地形がいくつかありますね。 https://t.co/gMakUxp7JS pic.twitter.com/dMNaEIo3Bf
— Yusuke Suzuki (@Y_Suzuki) 2021年7月3日
こうして範囲を広げると、伊豆山の北の七尾地域の平坦地が気になるな。土地条件図を見ると割と大きな地すべり地形らしい。で、その両脇を谷が削った、と。ここいらあたり、どこも危ないと言えば危ないのか。熱海市街中心部も土石流の危険がある、と。
熱海市伊豆山で7月3日10時半頃発生した土石流の初生的な発生場所が2012年頃の逢初川谷頭部付近での造成現場だとしても、そうでなかったとしても、造成地が10年近く裸地であった影響は大きいと考えられます。
— 塩井宏幸 (@HiroyukiShioi) 2021年7月3日
うん? 逢初橋がかかってる谷と土石流が流れ下った谷は、別の流れなのかな。
伊豆山神社の参道沿いは、デイサイトの溶岩らしい。https://t.co/XXTNGyMu0z pic.twitter.com/O93wn2419O
— ISHIBASHIH (@1484h) 2021年7月4日
へえ。溶岩流だったのか。
静岡県熱海市被災地域の詳細な地形解析図を公開しました。https://t.co/lfop7gVQts pic.twitter.com/qVdijkzm3C
— けいかつ (@kei_katsu) 2021年7月4日
メモ。よく見ると、伊豆山で合流する三つの谷の内、伊豆山研修センターがある谷とその西の谷は西側の別の小さな谷を流れていくのかな。般若院からずっと小さな尾根があるのかな。
火山土地条件図「箱根」による。Dfは土石流堆積物。谷頭のTdは多賀火山の開折面。紫のLS1とLS2は地すべり地形の滑落崖と移動体。 pic.twitter.com/8txENSBpSY
— DAN杉本 (@DANkashmir3d) 2021年7月3日
谷を地すべりで滑落した土砂が塞いで、段状の地形が出来てるのかな。
熱海の土石流。
— 龍 lilea / Ryo Fujiwara (@lileaLab) 2021年7月4日
現地の様子を3D化してみた。
立体化する事で現場状況を分かりやすく安全に把握するのに役立たないだろうか。 pic.twitter.com/R4iCSQApAz
流路部分は浸食されて、横はずいぶん堆積しているな。
新幹線
土石流が流れている上を、徐行しながらとは言え走行し続けたJR東海の安全意識とか危機管理能力に疑念を覚えるのだが。実際、土石流は線路面まで上がっていたようだし。
新幹線の山側防音壁が土砂に押されて大きくゆがんだ。くぐりぬけ道路の上だけは防音壁がなくて網目になってる。そこから泥水が線路内に侵入した。 pic.twitter.com/IgyIwelV4u
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) 2021年7月4日
原因論
2009年に整備された基盤地図情報の5mメッシュ標高があったので、2020年の静岡県標高データと差分を取ってみました。赤色は2009→2020年の間に埋め立てなどによって地面が高くなったところ。青色は逆に地面が低くなったところ(ソーラー敷地の尾根など)。全体に青っぽいのは精度とか樹木の影響かと。 pic.twitter.com/WNBf5ebJDO
— Yusuke Suzuki (@Y_Suzuki) 2021年7月3日
谷頭部の盛り土が土石流の威力を上げた側面はありそうだな。
熱海市伊豆山の土石流。赤色がくだんの谷埋め土砂(概略)。元の谷は土砂で埋められるので、このような谷を埋没谷という。埋没谷では元の谷底に沿って地下水が集まるため地すべりを起こしやすいというのは専門家の常識。水色は地表だけを見た集水域だが実際は北側から地下水流入があった可能性もある。 pic.twitter.com/nGtSbFKTYJ
— 苅谷愛彦 Yoshi Kariya (@yoshi_kariya) 2021年7月3日
谷埋め盛土の危険性。
熱海市伊豆山で7月3日10時半頃発生した土石流の初生的な発生場所が2012年頃の逢初川谷頭部付近での造成現場だとしても、そうでなかったとしても、造成地が10年近く裸地であった影響は大きいと考えられます。
— 塩井宏幸 (@HiroyukiShioi) 2021年7月3日
地滑り多発地帯の山の中に道路を造る計画で、カーブにゆとりもたせるとか、切土と盛土のバランスを取るとか言って、複数の源頭部に盛土する図面を見せられたことあるけど。やっぱり源頭部に盛土なんて絶対にやらせたらダメだな。危険すぎる。
— Suzuki Mahoro (@mahoroszk) 2021年7月3日
これは別の土地の話らしいけど。
伊豆山の残土処理場?の経年変化。2011年ごろにすでに始まっており、2017年ごろには使用は終わっているようだ。GoogleEarth pic.twitter.com/Dha9yb36BA
— DAN杉本 (@DANkashmir3d) 2021年7月4日
やっぱり造成地の真ん中あたりの道路はメガソーラーへの取り付け道路のようだ。
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ここでも盛土が引き金になった可能性が指摘。
動画
VIDEO: Streets are devastated in the town of Atami in Japan, where rescue workers are on the move pic.twitter.com/64x7RUtZY2
— AFP News Agency (@AFP) 2021年7月4日
鉄筋コンクリの建物は強いんだなあ。消防団の倉庫の2階まで飛沫が散ってるな…
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こうやって上空から見ると、丸越酒店から上の住宅地の被害がすごいな。
ここいらあたりの10棟、跡形もなく削られてる感じだけど。さらに上にも建造物があるんだよな。
添付の写真は、陸上自衛隊の隊員が、取り残された被災者がいないか1軒ずつ家屋を確認している状況です。 pic.twitter.com/70YeBn6COu
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) 2021年7月4日
添付の動画は、陸上自衛隊の隊員が捜索救助活動に向かう状況です。 pic.twitter.com/X9oKblorSY
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) 2021年7月4日
すんごい谷川に…
あと、道が凄いな。
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グーグルマップで「岩本建築部」と書かれている建物は残ったのだな。鉄筋コンクリは土石流に耐えられるのか。北側の住宅は全部ながされて、西のプレハブもながされているが。
あとは、谷頭部の解説。メガソーラーの敷地への道路としても利用されていた道路のようだが…
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どこまで盛土の影響があったのか。呼び水になった可能性はあるし、盛土の分流れ下った土砂の量は増えたわけだしな。
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静岡県による、土石流末端部のドローン映像。結構長い。しかしまあ、派手に崩れたもんだ。
その他
裏手から脱出したのか。無事でなにより。空撮写真でも建物は残っているようだけど。
土石流にのまれた車、こんな風になるのか… pic.twitter.com/Md6Q4TCj3u
— ぱらみり(残念で低レベルなツイッタラー) (@paramilipic) 2021年7月4日
ぺっちゃんこの自動車。土砂災害の威力。
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こうしてみると、傾斜地に階段状に造成された住宅が並んでいた姿がよく分かるな。
中央付近のオレンジ色の屋根の建物の反対側に二軒並んで傾いてるのは、このアパートかな。
というか、昨日の段階ではここまで建物ながされていなかったような気がするが。きれいさっぱりなくなってるな…