首抱き令嬢と、花の王国。
辺境伯令嬢の狂愛。人形のように育てられた令嬢が、意中の人をその手に留める手段は、首だけにすることだった…
平民女に入れ込んで、婚約破棄をした王子。しかし、そもそも王家は辺境伯におんぶに抱っこの状態で、一気に政権が崩壊する状況。半年のうちに、国王はあちこちの貴族に因縁を付けて取り潰して、財産を略奪。しかし、ニッチもさっちもいかなくなって。
いや、歪むよなあ、ご令嬢。で、始めて外に連れ出してくれたのが王子だった。
せっかく異世界に転生したのに悪役令嬢なんてごめんです
前世を思い出して、自分が小説の悪役令嬢であると気付いた主人公。婚約破棄を避けるために、いろいろと勉強して、自分の財産を築いて。小説のヒーローに婚約を申し込まれるも、避けて、別の男性に溺愛されるエンド。
「ヒロイン」のほうは、わざと主人公の足に本を落とすという嫌がらせをして、シスコンな兄の逆鱗に触れて、修道院に…
とある国の王子に男爵令嬢が近づいた末路
どう見ても、隣国の工作員だった可能性が高いのだが。
男爵令嬢を利用したつもりが、徹底的に国内を荒らされてしまったわけか。エリーゼは最後、名前すら出てこないという…
会ったことのない元旦那様。「離縁する。新しい妻を連れて帰るまでに屋敷から出て行け」と言われましても、私達はすでに離縁済みですよ。それに、出て行くのはあなたの方です。
これ、カニンガム公爵家の血統が絶えることになるような。
特殊な力を持つためにあちこちの国をたらい回しにされた主人公。カニンガム公爵家に政略結婚で送り込まれたけど、「夫」とは会うこともなく離縁。
というか、幼い頃に王都に行って、親の葬式にも帰ってこず、遊びほうけている息子って、なかなかアレだなあ。
元魔王、1000年後に転生したら『最弱』と言われる聖属性魔法の使い手だった。
魔力を授かる洗礼で「最弱」の聖属性を受け、同時に前世「魔王」であることを思い出した主人公。妹ばかり優先する家族も、裏切った婚約者も捨てて、かつての腹心ルシフェルを召喚し、伯爵家からの離脱を目指す。
一方で、実家の人間と元婚約者は、執拗に貶めようと画策して、犯罪にまで手を出して、最終的に自滅。
主人公は、魔王として、改めて立つことに。というか、魔王を倒した聖女が、両者の共存を望む存在で、魔王を意に反して殺された後、カッチンカッチンにキレた暴れ、その結果、裏では魔族優勢で共存しているのが興味深い。
乙女ゲームのお助けキャラに転生しましたが、ヤバイ奴を助ける気はありません!
田舎の転生男爵令嬢が、稀少属性を得て、平民出の親友とともにおもしれー女扱いで楽しく学園生活を送るお話。主人公、スペック高いなあ。本の虫でいながら、運動神経がめちゃくちゃ高いとか。ついでに、魔道具づくりに便利な無属性魔力を持っていて、前世知識で魔道具を作って金持ち。強い。
というか、光、闇、無の三属性は魔石に魔力を込めるだけでお金になるという有利さよ。
転生「ヒドイン」は暴走したあげく、完全に自滅。王子に精神操作魔法をかけたあげく、主人公に投げ飛ばされて捕縛。幽閉。「施設」から外に出ることはあるのだろうか…
婚約者が「愛しているなら共に死んでくれ」とナイフを構えて突進してきた。
これ、事件後、両親がしこたま怒られる奴。というか、主人公も修練を疑問に思わないあたり、素直すぎるというかw
休職中の騎士の画策で、国内でも最強クラスまで鍛えられてしまった令嬢、ヤンデレ元婚約者と、ついでに夜会の会場も制圧するw
割れ鍋に綴じ蓋~お見合いに行ったら運命の人と恋人になりました
才色兼備の幼馴染みに押されて、人間関係で無視されがちだった令嬢、お見合いの席でも幼馴染みを試験に使ったら、そちらばかり話す。で、中座したところで、ずっと1人で座っている男性に遭遇。その男性、「愛が重い」というか、「誰かを愛している自分が大好き」な人物。しかし、ずっと選ばれなかった主人公は、本当に一途に愛してくれるならと立候補して。ほんとに、割れ鍋に綴じ蓋なのなw
つーか、これ、だいたい母親が悪いんじゃね。わざと阻害する親友とその母親に迎合する。しかし、環境が変わって、上位貴族とはむしろ仲良くなって…
お貴族様には分かるまい
ラスト近くのエピソードで、曾祖父母がクズ過ぎるエピソードが披露されて、てビビる。
曾祖父母の代に没落し、祖父が商人としてそれなりの規模の商会に育て上げた家の三男。貴族学園に特待生として入学して、空気が読めすぎて苦労する。
で、逆ハーかます男爵の庶子が現われるなか、友人を手始めに、捨てられた連中を正気に戻していって、令嬢たちに注目される。さらに、あざとい仕草を伝授したら引っ張りだこになって…
終始、影響力のあるモブの立場か。最後は、あちこちの国を回る旅にでておしまい。
転生した令嬢は今度こそ幸せを掴みます!
光属性があるため、無理矢理伯爵家の養子にされたあげく、結婚相手の公爵に浮気されたリディスは、結婚式の場で自害する。そして、侯爵令嬢リア・ノーツとして生まれ変わり、魔力暴走に巻き込まれて重体に陥ったのをきっかけにその記憶が甦る。同時に光属性に目覚めたリアは、一気に注目を受けることに。
学園せいで在りながら王宮魔導師の試験を受けて、魔導師団長と恋仲になって、スタンピードで活躍したり、前世の因縁と対決したり。
王太子殿下の最愛を婿入り先に連れて帰ろうとしたら、帰る家が無くなりました。
女に溺れたアホ王太子とその側近が、断罪に失敗したにもかかわらず、二度目の断罪劇を演出しようとして、失脚するお話。で、ヤバイ監獄島の看守として押し込められることになるが、そこにもっとヤバイ奴がいて。
これは、島ごと爆破してしまうのが手っ取り早いな…
お察し令嬢は今日も婚約者の心を勝手にお察しする
「愛が重いヒーロー」企画なんだけど、同じ作者のヒーローとしては標準な気も。マーキングとか、魔力で監視とか、他にもいるし。
空気を読む能力を鍛えた「お察し」令嬢が、明後日の方向に察して暴走するお話。まあ、タイミングが悪いけど、10歳王子と17歳令嬢の婚約というのは、割と予測が難しそうだよなあ。
退役魔法騎士は辺境で宿屋を営業中
王子の暗殺を防いだ代償に、魔力回路を損傷し、かつての魔力を失い、騎士を退役した主人公。傷心のままに辺境に向かい、田舎の田舎の荘園を購入する。で、そこで料理に挑戦して楽しんでいたけど、ちょうど一休みポイントということで、宿屋を開業することに。
そこに、行き場のない妖精達や出稼ぎの母子家庭などが集まってきて。そこに、通りがかりの辺境伯も客に。
そのうち、南部に出征中、暗殺されかかった王子が逃げ込んできて、辺境伯と共同でやりたい放題する王妃を征伐することに。つーか、愚王が愚王すぎる。
とても1人で切り盛りできそうもない大きな家と農地だけど、妖精がいっぱい居るとなんとかなるんだね。ついでに、軍用魔法重視、生活魔法ほとんど使われない状況で、軍事的な価値を失った魔法使いが、隙間的に生活魔法を活用する、と。