- 作者: 関谷 あさみ
- 出版社/メーカー: 茜新社
- 発売日: 2008/05/23
- メディア: コミック
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ヒロインの歩の愛らしさ、主人公たる「マキちゃん」の弱さ、どちらも非常にうまく表現されている。特に、エピローグの二人の休日がすばらしい。
エピローグを見て感じたこと。裏ビデオを取っている間はナマでやっていて、恋人関係になったときはコンドームを使っているところが興味深い。女性ならではの感覚だなと思った。男性作家なら、そこで避妊という感覚は出てこないのではないだろうか。「愛しているからこそ中田氏」とか「フィクションではそんなとこまで考えたくねえ」とか、そんなふうになりそうだ。本質的に、男はその部分で無責任なのかもしれないな。霊長類を見ても、まめまめしく子育てする種ってあんまりいないみたいだし。種付けできればオッケー後は知らん、がデフォなのかも。