狛犬
北区、武蔵塚公園内の宮本武蔵墓前の狛犬。狛犬というべきか、唐獅子と言うべきか。 熊本市内ではあまり見かけない、細身のスタイル。年紀が見当たらなかったけど、江戸時代の古態を示す作例なのかも。吽像が逆立ちしているのも、熊本市内では珍しい。 同じ…
今まで気がついていなかったが、参道両脇の石灯籠の上に、狛犬というか、唐獅子というか、そういうのが乗ってる。写真では見えにくいが、阿像は灯籠の上に立ち上がり、吽像は逆立ち。 久しぶりの狛犬事例で、ちょっといろいろと忘れているが、独特の事例。灯…
久しぶりに、古町の白梅天満宮を訪れる。地震後、門となっていた町屋が破損して、入れなかった。様変わりしていて、見つけるのに苦労した。 2011年10月 ↓ 内部は、門のような建物が倒壊して、そのままになっている。また、敷地内にあった狛犬は、阿像が台座…
三号線の東、堤防の際にある神社にある狛犬。熊本の狛犬にしては、尻尾が末広がり型でないのが、珍しい。昭和16年に建てられたもの。同時期の「大東亜戦争記念」と刻まれた石灯籠も存在するから、真珠湾攻撃を契機とした整備なのかな。 台座裏面 昭和十六年…
なんか、端正な狛犬。大正7年に、川尻の石工によって作られたもの。胴や前足が、細いのが、細さを印象づけるのだろうか。 施主の村の名前が読めない。もうすこし、きっちりと写真を撮っておけばよかった。 台座正面 大正七年十月 奉納 台座右面 ○○村字五丁新…
拝殿の裏、本殿前に置かれている狛犬。こちらは地震をくぐり抜けたようだ。 吽像の尻尾は、後補なのか、なんか、不思議な形に。
藻器堀川の斜面に立地する神社にあった狛犬。鳥居の下ではなく、脇の入り口に設置してあるのが、珍しい。こまやんなんで、記録だけ。 map:x130.766737y32.819715:map:h300 台座裏面 八反田氏子会 平成二十二年十月吉日
展示スペースがそれほど広くないようだから、期待しないで見にいったら、とんでもないものが、なにげなく鎮座しておった。熊本県最古級の木造狛犬。門外不出で、今まで知られていなかったらしい。藤崎宮にある木造狛犬が、室町前期のものらしいが、どちらが…
ちょっと気まぐれで行ってみた。石段がなかなかきつい。 狛犬は斜面に設置されていて、いつものように三面から写真を撮るのが難しい。台座に碑文なし。よく見ると、これ、狛犬本体もコンクリか何かで作られている模様。表面の粒子がそんな感じ。 あと、地震…
こまやん。 年紀が記載されていないけど、現社殿が建設された2003年に設置されたものと思われる。 map:x130.752083y32.817485:map:h300
加勢川の堤防上に立地する木部宮の狛犬。良く見かける熊本型かな。時期から見て、出征時に奉納したなんてことがありそうな。 ここ、昔通った時は、道路の左手、堤防の下にあったような気がするんだけど。 map:x130.718507y32.745602:map:h300 台座右面 昭和…
こまやん。少し苔むしているけど、台座と同じ時期にあつらえられたのだろうな。 map:x130.717720y32.837249:map:h300 台座裏面 奉納 (有)山名商会 山名芳惟 山名雅弘 平成二十二年十二月吉日
護国型とか、そっち系統かな。熊本型とは違う感じ。昭和8年のもの。ぱっと見、もっと新しい時代のように感じたが。 北熊本駐屯地からまっすぐ西へ行って、三号線に出る。その後、少し北に行ったところにある。これ、三号線で集落と分断されたのかな。結界用…
井芹川に向けて岬上に飛び出した台地の突端に立つ神社。その正面に立っている狛犬。石段に近くて、正面から撮るのが怖かった。 台座の年紀からは、昭和7年の奉納らしい。熊本狛犬らしいといって言いのかな。台座の奉納者名などは、地衣類の繁茂や光線の関係…
こまやん。 map:x130.732290y32.858304:map:h300 吽像台座裏面 平成二十二年十一月吉日 阿像台座裏面 合志市須屋○○○ 氏子 後藤昭巳
今日遭遇したのはコマヤンのみ。しかも、あんまり感心できる出来ではない… map:x130.740259y32.869628:map:h300 吽像台座裏面 平成22年12月吉日 阿像台座裏面 株式会社日本石彫 代表取締役甲斐修身
こちらは本殿への参道に立つ狛犬。石段の斜面際に設置されているので、写真を撮るのが難しい。特に本殿正面側から撮った写真は傾いている。 map:x130.806454y32.706900:map:h300 台座左面 御船町 建設委員 永本光彦 松野松平 丸山健蔵 嘉悦正造 味喜一蔵 大…
境内南側の祠前にある狛犬。吽像は欠如して、阿像のみ残っているようだ。江戸時代に遡り、しかも胴長の熊本平野では他に見られない形態の個体。前足、顔が欠損しているが、残っていれば出雲型が近いのだろうか。 このあたりで、スズメバチとぶつかりかけて、…
小坂集落の東端の神社に建っている狛犬。台座の碑文によれば、アメリカからの帰朝を記念して寄贈されたものらしい。熊本タイプに分類できるのかな。それにしては、阿像の足の下に玉らしきものがあるけど。 map:x130.785893y32.723461:map:h300 台座正面 奉納…
この辺になると、ヘロヘロで印象に残っていないな。 形態的には、他であまり見ないような。あと、微妙に石材の大きさに規制された感じが。昭和二十年に、よくこういうのが建てられたな。 map:x130.665555y32.767970:map:h300 阿像台座右面 昭和二十年 五月吉…
これもコマヤン。これも目が金色で強そう。 map:x130.660174y32.768106:map:h300 台座裏面 平成七年九月吉日 永田 勲 八十三才 永田敏春 六十八才
新しくできた幹線道路で分断されてしまっているが、本来は南側の砂原村の神社だったようだ。珍しく吽像から撮り始めているな。 こういうのを熊本タイプと言うのかな。 map:x130.656430y32.765770:map:h300 台座内側 昭和八年 七月十五日 建之 藤山直 吽像台…
熊本港線の脇に建っている神社の狛犬。阿像の右目・右前足が欠損してしまっているのがちょっと残念だが、端正な姿の狛犬。 台座正面の寄進年月や寄進者名は、阿吽で字を変えてあるようだな。 すんげー蚊が多かった… map:x130.631624y32.769695:map:h300 台座…
スリムな胴体の狛犬。吽像の尾部は植え込みで、写真取れず。藪の中とか、蜂がいそうだし… 所在地は、住所としては対岸の小島上町に属するようだが。 あと、台座の人名に関しては、かなり読めていない。 map:x130.635209y32.772360:map:h300 台座右面 熊本市…
またしてもコマヤン。まあ、この地域全体では、相対的に古い形態のが残っていて、狛犬ハンターとしては、ありがたい土地。平成五年に百年祭ってのが、比較的新しい埋立地ってのを示しているな。 map:x130.607030y32.775204:map:h300 台座裏面 綿津見神社百年…
痛恨のミス。吽像の写真を撮りそこなう。ここまでくるのは大変なんだよなあ… 台座の奉納者は略。太くて、迫力のある狛犬。 map:x130.610326y32.764553:map:h300
コマヤン。目が金色だと、強そうっすね。 map:x130.635837y32.762056:map:h300 台座裏面 平成三年七月吉日 大年神社六百五十年祭記念
旧道から少し入ったところにある神社の狛犬。日中戦争で出征した兵士の親御さんが寄進したものらしい。少し胴が長い印象。あと、比較的最近、銘盤が新しくつけられている。 map:x130.679127y32.774576:map:h300 台座正面 石工 小川新蔵 新土河原町121-1 1939…
警固神社境内の稲荷神社の狐さん。三代にわたって、同じ家の石工が面倒を見ているようだ。個人的には、この神社のような黒い石が好きだな。 二対の狐像が建っている。台座と像がシャッフルされている感じがする。奥のものは台座は明治30年とあるが、上のは材…
特に見るべきところのない狛犬。形態的には護国型に類するのかね。狛犬本体は、1991年に新調されたものだが、台座は江戸時代、19世紀の前半に遡るもの。正直、上の狛犬が台座につりあっていないように思う。奉献の文字がかっこいい。 map:x130.399607y33.587…