環境関係記事メモ

[環境]ニッポンがエネルギー資源大国になる日 〜バイオ燃料「藻類バイオマスエネルギー」が導く未来〜(一志治夫) - 個人 - Yahoo!ニュース

 藻類バイオマスエネルギーか。
 こういう代替エネルギーが実用化すれば、不安定なロシアや中東に首を突っ込む必要性が低くなるわな。
 人間の食料と競合しないのは、非常に大きいわな。ただ、藻類の養殖で水辺の植生や地形が改変される危険性は否定できないか。
 丸ごと藻類を料理して、オイルにするねえ。エネルギー投入量とつりあうのだろうか。

[環境]植物を作り変える人類を待っていた落とし穴とは? なぜ人類は農薬を使わざるを得なくなったのか | JBpress(日本ビジネスプレス)

 人間が利用しやすいように、植物の自衛システムを「武装解除」した結果、他の生物にとっても食べやすい植物を作り出してしまった。で、他の生物に横取りされないようにするために、農薬が必要になったと。
 結局、人間にとって美味しいものは、他の生物にとっても美味しいんだよな。イノシシやクマが人里近くに定着してしまうのも、農作物が栄養豊富で美味しいからだそうだし。

[環境]なぜ駆除するのか? 麻酔銃で野生動物を捕獲できない理由 - NAVER まとめ

 麻酔を撃つ人も、周囲の人も危険。射程距離が短い。場合によっては、対象の動物が死ぬ。リスクの割りに、リターンが少ないと。さらに、麻酔薬の管理が厳しい、実際に野生動物に麻酔を使ったことがある獣医がほとんどいない、弾が高価と。
 絶滅の危険がある生き物でなければ、ふつうに駆除でいいんじゃね。

[環境]ベジタリアンは、地球温暖化を抑止できる:研究結果|WIRED.jp

 まあ、食肉の消費量を減らすことで、牛や豚が消費する穀物や各種のリソースを削減することができるからな。さらに、家畜が排出するメタンも減る。
 ただ、「ヴィーガン」が健康にいいかどうかは疑問。医療関係のコストに関しては眉唾。つーか、んな食生活やだ。

[環境][本]江戸時代の鎖国の持続可能性 - サイエンスとサピエンス

 食糧や肥料を人間と奪い合う家畜を諦めて、人間が徹底的に働く方向性を選んだ江戸時代の社会。この「労働集約的」な文化というか、制度は、いまだに根強く残っている感じがある。そして、人件費が高い「先進国」となった現在、価格競争力に不利な影響を与えている。
 確かに、それによって破綻は免れていたが、どこまで経済鎖国の体制を維持できたかはあやしいもの。大規模な飢饉が複数回にわたって起きていることが、国土の扶養力の限界に近づいていたことを示す。森林の荒廃に関しては、むしろ「近代」に入ってからのほうがひどかったことも指摘されるべきだと思うが。
 歴史人口学の成果によれば、関東周辺や関西方面では、都市墓場効果もあって、人口減少が起きていたことが指摘されているし。
 紹介されている本は後で読む。

[環境][本]巨大土木プロジェクトの成功裏の大しくじり - サイエンスとサピエンス

 技術的金字塔は、同時に巨大な環境災害だったと。
 洪水が起きなくなってビルハルツ住血吸虫が蔓延するようになったというのは、よく指摘されること。塩害や地下水の枯渇も起こっていると。
 エレン・ウォールの『世界の大河で何が起きているのか―河川の開発と分断がもたらす環境への影響』は読もうと思っているのだが。

[環境]いまさら温暖化論争? 温暖化はウソだと思っている方へ(江守正多) - 個人 - Yahoo!ニュース

 なんというか、いまだに「懐疑論者」がいることが不思議だよなあ…
 人間による温暖化物質の放出が、具体的にどのような影響を及ぼすかについては、不確定要素が大きいのも確かだけど。下手すると、思ったより激烈な影響がでてくる可能性もあるわけで。
 アメリカあたりでは、実際に組織的な温暖化否定の宣伝活動が行なわれているのか。つーか、コメント欄にも、なにやら有象無象が集まっていて、頭痛が。

昆虫館に外の生き物の持ち込みは禁止 多摩動物公園が注意喚起へ THE PAGE 東京

 こんなん、常識以前の常識だと思っていたが…
 そもそも、野生動物にかまうこと自体がアレなんだよな。そこで孵化したからには、そこで生きられるはず。そっとしておけばよかったのに。しかも、人工飼育の空間に持っていくとは。「寒くてかわいそう」じゃねーんだよ。
 これ、昆虫館の職員は、大変だろうな。