事実誤認に基づく弊社への名誉毀損について(オリコンのプレスリリース)

www.oricon.co.jp
このリリースで、

弊社は、調査方法について昭和43年のランキング開始時以来明示しています。またその調査店についても平成15年7月以降、弊社のWEBサイト、雑誌等のメディアにおいて開示しています(3,020店)。

とあるのは、ランキングについてのことだろう。しかし、この程度で調査方法について開示しているとはとても言えないだろう。
烏賀陽氏のいう開示とは、第三者がランキングの正当性を検証できるデータ算出方法のことだ。
それが開示されない限り、「ほとんど明らかにしていない」と言われても仕方がない。
ついでに言えば、

社会的信用とは長年の不断の努力によって成されるものと確信しています。ジャーナリズムの名の下に、基本的な事実確認も行わず、弊社の長年の努力によって蓄積された信用・名誉が傷つけ、損なわれることを看過することはできないことからやむを得ず提訴に及んだ次第です。
 この度の提訴はあくまで烏賀陽氏によって毀損された弊社の名誉を回復するための措置であることをご理解ください。

この訴訟のほうがよっぽどオリコンの信用を毀損したと思う。
音楽配信メモの検証オリコンのプレスリリースに対する疑問と今後の争点

オリコン関連

サイゾーのコメント株)オリコンによる、ジャーナリスト・烏賀陽弘道氏への「損害賠償請求事件」提訴について
「オリコンチャート」記事めぐりジャーナリストに賠償請求 「言論妨害では」と批判も(IT media)

賠償額を5000万としたのは「音楽ランキングは当社の中核事業。信頼性を損ねると多大な損失を招くため、当社の年間売上高57億円の1%に満たない数字を基準に算定した」(同)という。

………
雑誌にコメントしたライター 5,000万円賠償請求されるJ-CAST

マスコミ関連の訴訟に詳しい紀藤正樹弁護士はJ-CASTニュースの取材に対し、こうしたネタ元・記事を書いた「個人」に対する高額訴訟がここに来て増えているのだという。

嫌な時代だな…
都合の悪い記事を書いたジャーナリストを潰すには…オリコンの訴訟からIT業界を考える
(前回の続き)♪よ〜く考えよぉ〜 ブランド大事だよ〜
烏賀陽弘道さん宛の訴状を見たのでコメントしてみる。あとヒットチャートに関するアンケート(愛・蔵太の少し調べて書く日記)
オリコン訴訟関連の記事をまとめるページ
オリコンの迷走

リンク元の「東南アジアの生業」という検索ワードから

リンク元には検索エンジンから来た人の表示も出るが、おもしろそうな検索ワードはこちらからたどっていくことがある。これも面白そうだったので。
以下、興味深いサイトをいくつか発見。
生業(なりわい)の聞書
 ←上記のホームなにわ大阪民俗資料館 高校教師の方のサイトの模様。都市民俗の情報源として。


東南アジアの環境保護・先住民保護系のNGOのサイトがいくつか
ビルマ情報ネットワーク
 →停戦地帯の環境破壊:加速するカチン州の森林伐採少し前の情報だが…
メコン・ウォッチ
サラワク・キャンペーン委員会
 →ウル・バラム通信(1)沈香と森林保護の話。