フリーペーパー「R25」に学ぶこと(カトゆー家断絶さんから)

読み物中心のフリーペーパーと言えば、思い浮かぶのは大学の図書館や行政機関が発行する機関誌。地域振興関連の雑誌である。私のコレクションのなかでは、第四港湾建設局発行の『Puerto(プエルト)』やくまもとの川と道を考える会(どういう背景の組織かは不明)の『Hand to Land』がその性格が強い。
R25』は無料情報誌のノウハウで、週刊誌やビジネス誌に近い内容のものを出しているのが面白いと思った。機関誌とは別のベースで読み物中心の無料雑誌が出てくるのは、コレクターとしては歓迎すべきことだ(入手の方法がないんですけど)ただ、どんな方法で収益をあげているのだろうか?収益をあげて、長く続けていけるのか、その動向が興味深い。
あと、最後の節で新聞に雑誌をつけてはどうかという提案について。今のところ本格的なものではないが、先例はある。熊日新聞が出している『マイライフ』や西部ガスの『&and』など宣伝半分、旅行や健康情報半分の雑誌なら割と発行されている。そううまくいくものではないと思うが、経費を切り詰めてうまくやれば、ある程度成功するかもしれない(無責任)。
ところで、「雑誌一冊「0円」の時代」って節があるんですけど、この題名は吹かしすぎだと思う…