叢桂園と釣耕園

 梅雨前に行きたいということで、本日は島崎の叢桂園、釣耕園、三賢堂に行く。2月に行った時は、まだまだ冬の装いで、水が流れる庭を楽しめる感じじゃなかったので、初夏を狙ってみた。とりあえず、こういう徹底的に管理されているわけではない庭に行く時は、虫除けスプレーが必須。顔の周りをブンブンまとわりつくし、蜘蛛の巣に突っ込むし、行くならもっと早春、4月始めくらいがよさそう。


 その後は、いつも通らないようなルートを通って新町へ。長崎次郎書店を覗いて、通町筋へ。上通で開かれていた本熊本の古本市をチェックした後、近辺の本屋を巡って、新刊を調達。なんというか、あんまり物を増やしたくないから、古本での購入の感度が下がってるなあ。
 気温が高くて、帰る頃にはヘロヘロに。
 昨日、さんざん走り回っただけに、足腰の疲労が拭えない。

叢桂園

 一番標高が低いお庭。江戸時代の医者の家系が持っていた別荘の跡地。ちょうど、近所のお子様が魚取りしていた。


 入り口。



 内部が空洞化していた巨木が景気よく切り倒されている。事故って、賠償金とられるのが嫌だったんだろうなあ。



 こまかくノミ跡が入れられている石灯籠。



 庭の水流。





 なんか、水が涸れているところは、イノシシのヌタ場になっていた。



 通路。




 道向かいの高いところから。



 建物跡。


叢桂園から釣耕園へ

 たぶん釣耕園の敷地内だけど、家の周りの石塀まで、石畳の通路が続く。途中、脇の水路に降りられるところがあるのだけど、蜘蛛の巣が凄まじかった。





 釣耕園本体の門。石壁に陶磁器のすかしがはめ込まれているのがおしゃれ。



釣耕園

 こちらは、池になっていて、水回りをうろうろするのが楽しい。


 住宅。窓ガラス、不均一な昔のものが残っている感じで、貴重。



 小型の石仏がいっぱい並んでいる。












 けっこう、小石がゴロゴロしているのが興味深い。



少年の家跡

 釣耕園の向かい側、崖から湧水が湧き出しているところ。かつては、公共施設があったけど、今は撤去されている。



 叢桂園などがある谷を流れる川。名前は失念。けっこうガッツリ治水工事が行われている。



三賢堂

 階段のぼるのがきつかった。下の建物、赤いのはなにかの思想の反映なのかね。





 いい感じの石蔵が。


長崎次郎書店