藤原祐『レジンキャストミルク』1-5

レジンキャストミルク (電撃文庫)

レジンキャストミルク (電撃文庫)

レジンキャストミルク〈2〉 (電撃文庫)

レジンキャストミルク〈2〉 (電撃文庫)

 「レジンキャストミルク」一気読み作戦中。現在、折り返し地点。
 しかし、なんというか5巻の印象が圧倒的すぎて、それより前の印象が薄れてしまう。晶の「日常」の崩壊。その描写の痛々しいこと。この巻の後半は震えながら読んでいた。いよいよ、本番に。
 以前、一巻を読んだ時に、「主人公は、どこかの時点で「日常」を維持できなくなるんじゃないのかなと思った」と書いたが、まさにその通り。しかし、こんなに痛く書ける人は、ラノベではあまり居ないな。