- 作者: 瀬田ヒナコ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2014/12/06
- メディア: コミック
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今回は、天海さんのバイト話や霊が怖い霊にとり付かせたり、江角の編み物に小川のダイエットなどなど。小川さんも、ゾンビネタでキャラが立ってきたな。あと、天海さんが関わるとすべてのものがオカルトになるのが。
クリスマスのお爺さん霊の話のような、ちょっとホロリと来る話も。しかし、あのエピソードの「貸した五千円返せ三田ァーーー」「また来世で〜」には笑った。
怖がり幽霊回のシーツかぶって脅かす井上も笑える。
エピソード単位では、井上さんの親戚、勇希とトイレの花子さんの再会、山田が幽体離脱するエピソードが印象的か。
前者は、トイレの間を瞬間移動できる花子さんが、勇希の家に突入。井上(小)はいつの間にか霊能力を得ていて、花子さんと和気藹々。子供同士で微笑ましい。しかし、トイレで遊べるものということで、トイレットペーパー細工を教えてやる、井上(小)いい奴。
後者は、山田(霊体)による御宅訪問。井上家の最強守護霊、小川のゾンビシーツ、投稿を見て上機嫌な上原、猫にデレデレかつドテラな江角と、プライベートのギャップが楽しい。二重心霊写真が笑った。家庭科室の手にハンドクリーム渡したり、イタズラだけでなく、いいこともやっているな。あと、幽霊は幽体離脱の戻し方が分からない。
ラストは、過去にも匂わされてきた井上の天海が過去にあっていたらしい話。見たい夢を見られるおまじないに失敗した井上は、5日間悪夢にうなされることに。その5日目が一番いきついということで、天海の家に泊まってガードされることに。なんだかんだ言って、微笑ましい二人。攫われかける井上に、無表情な幼女天海。何があったんだろうな。
そして、天海が自分の欲望を優先するのを忌避するのは、この出来事と何か関係があるのだろうか。
アニメ化が話題になっているけど、ディフォルメ絵との切り替えが激しいこの作品を、アニメでやると、なかなか間の取り方に苦労しそう。