おみやげと鉄道 名物で語る日本近代史 鈴木勇一郎さん - 上原佳久 - 著者に会いたい | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

http://book.asahi.com/reviews/column/2013031900007.html
 メモ。近世の地元名物が鉄道に乗って、広域に拡散していく状況。まあ、鉄道のような高速移動手段が出てこないと、食べ物を旅行先から家にもって帰るのは難しいわな。

「肥後五鶏の魅力 電子書籍で:熊本市のフリーライター 五十嵐さん出版:「種の復元への情熱感じで」」『熊日新聞』2012/5/19

 熊本市東区桜木のフリーライター、五十嵐ゆりさん(38)が県産地鶏「肥後五鶏」の魅力にひかれて、各地で保存、繁殖に取り組む人々を取材。18日、電子書籍「肥後五鶏もの語り」(500円)を出版した。
 肥後五鶏は天草大王、肥後ちゃぼ、久連子鶏熊本種、地すりの5種。昨年2月、福岡市から移住した五十嵐さんが、初めて見たのは市動植物園。一度絶滅した天草大王や地すりが復元されたことを調べ、衝撃を受けた。
 何のつてもないまま県農業研究センターを訪問。研究者の「農家にとって鶏は生活の一部だった」という言葉を聞き、「古くから続く“人と鶏の絆”を伝えたい」と思ったという。
 八代市泉町久連子地区の「久連子古代踊り」に尾羽が使われる久連子鶏も取材。同書では伝統文化と鶏の神秘的な関係や、研究に携わる人たちの思いにも迫っている。「肥後ちゃぼ保存会」も監修で協力している。
 五十嵐さんは「種の復元や伝統継承など、肥後五鶏の壮大なストーリーにかかわる人々の情熱を感じてほしい」と話している。
 インターネットで書名を検索、各電子書籍ストアから入手できる。(堀江利雅)

 メモ。おもしろそう。天草大王は歯ごたえがあっておいしい。
 地域出版と電子書籍の相性は良さそうだけど、電子書籍はデバイスが必要な分敷居が高いなあ。

岩波文庫は ISBN のルールに従っていない - アスペ日記

takeda25.hatenablog.jp
 ISBN番号の枯渇は結構深刻そうだなあ。岩波書店の態度の問題もあるのだろうけど。e-honでも別扱いになっているなあ。アマゾンが無頓着というのはあるのではなかろうか。

朝日新聞デジタル:議事録の水俣病質問削除 水俣市議会、チッソ系議員動議 - 社会

http://www.asahi.com/national/update/0320/SEB201303190071.html

一方、塩崎議員は「水俣病のことを言っても、水俣市にとってマイナスなだけ。JNC(チッソ)と手を取り合っていかないと水俣の将来はない」と語った。

 相変わらず、傲岸不遜な会社だこと。反省が全くないことを如実に示しているな。そもそも、チッソという会社を公金で生き残らせたこと自体が、問題だよなあ。
 50年以上ごねつづけて、それでごね得している会社だからなあ。県、国も加担して、隠蔽を続けている。掘り起こせば、被害者がゾロゾロでてくる状況なのに、隠蔽に走る神経。
 福島でも同じ構図が繰り返されるんだろうなあ。

クールジャパン、真髄は「粋」 シンボル作成、記念金貨製造へ - MSN産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130321/plc13032100270000-n1.htm
 唖然。なんという無粋な。「クール・ジャパン」って、ほんとうに「寒々しい日本」って意味だったんだなあ。
 「粋」って、口に出して宣伝しはじめた時点でおしまいだと思うが。推進している側にセンスがなさすぎるわ。

明治39年「娼妓身売り契約」にみる搾取のひどさ - Transnational History

d.hatena.ne.jp
 知識としては知っていても、こういう形で見せつけられると、またきっついな。しかも、こういう人身売買は戦後まで続いていたというのが。いろいろと買わされた物も、ぼったくりなんだろうなあ。

中世は果たして暗黒時代か否か 〜古代末期から中世初期にかけての諸々〜 - Togetter

togetter.com
 いや、中世初期にも商業は維持されていたって議論が、むしろ中世史の通説だろう。このあたり、だいぶ忘れかぶっているが。そもそも、「後期古代」から「初期中世」って、あんまり区別がつかなくなっているんじゃなかったっけか。
 そもそも、「暗黒時代」なんて、当該地域に遺跡も史料も存在しなくなるような状況以外では、使うべきではない用語だと思うが。
 奴隷制の社会と農奴制の社会のどっちがましかと問われたら、どっちも同じくらいあれじゃねとしか答えようがないと思うが。

中世は不潔だった? - Togetter

togetter.com
 つい最近まで、服はそう頻繁に洗濯していなかったってだけで、「清潔」という感覚の違いを思い知るものだがな。現在から見れば、いつの時代も相当に「不潔」だったと見ることができる。公衆衛生とか、殺菌とかのレベルが違ったわけで。食べ物についている寄生虫を考えただけでも全然違う。風呂に関しては、燃料の問題も考慮すべき。
 ただ、その時代にはその時代なりの「清潔」の観念があり、快く過ごそうとする志向があったのは確か。

痛いニュース(ノ∀`) : 【画像】 日本で一番人口の少ない村がある、ファンタジーのような島、青ヶ島 - ライブドアブログ

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1755205.html
 火口のカルデラの中の方が、風が吹かなくて農業に向いているのか。しかし、火山の真上に住むのは怖い。秘密基地みたいな絵面がすごいな。