得能正太郎『NEW GAME! 3』

 新刊。ここいらまでが、インフル発症前に読んだ本か。
 今までのゲーム制作が終了して、お休みと新たなゲームの企画段階。社員旅行でスキーと温泉とか、新キャラのデザインコンペでコウと青葉が衝突しかけたり。この作品、何となく対立がありつつも、円満に収まるのがいいね。後ろのほうは、クリスマスに、忘年会に、初詣にと、季節のイベント。ここいらから、黒青葉が話題にあがるように。


 ひふみんが人気が高いのか、公式にクローズアップされるようになって来たのがうれしい。最初のカラーは、洋服店で一人ファッションショーからの、店員に声をかけられて逃げ出す話。コミュ障キャラらしいw
 「あのお客様は強く押しちゃダメなんだって!」って、店員に認識されているってことは、けっこう上客なのかね。
 社員旅行先で、温泉に浸かりながら、お酒をたしなむところも、色っぽくて良い。

水瀬るるう『大家さんは思春期! 1-5』

 アニメが最初のほうからやっているので再読。
 とりあえず、中学生大家さんのチエちゃんを愛でるための作品。
 学校の全員の胃袋を掴んでしまっているのがすごいな。あと、友人の家族を虜にする魔性の人w

『丸2016年2月号別冊付録:日本の戦車オールガイド』

 こちらが、購入の本命だった感じ。日本の戦車の歴史を、第一次世界大戦後の英仏戦車の輸入から、国産代替、第二次世界大戦、戦後に供与されたアメリカ戦車、戦後の国産戦車と紹介される。試製重戦車や海外から輸入された戦車もきっちり解説されているのが、長所。
 しかしまあ、大戦後半、必死に列強の戦車に追いつこうとしつつ、結局、一世代遅れの戦車しか開発できていないのが泣けるな。あと、あまり装備を使って、戦力を増そうという試みが泣ける。旧式化した95式軽戦車の車体に、同じく余剰となった九七式中戦車の旧砲塔を乗っけて、四式軽戦車。あるいは、四式十五センチ自走砲(ホロ車)が、見た目に反して対戦車攻撃を重視した車両だったとか。低初速の旧式砲でも、口径15センチ級なら弾丸の重さで撃破できるか。漢らしい。
 個人的には、八九式中戦車が、けっこう好き。

『飛行機模型スペシャル No.12』

 F-5シリーズの特集なら、買わねばなるまいということで、購入。
 タイガーシャークの新キットを含め、1/48では、新キットが割りと出ているようだ。一方で、1/72は寂寞とした状況だけど。新発売のタイガーシャークのキットレビューから、機体の紹介やカラースキームのリストなど。さらに、T-38からF-5Eまでのキットレビュー。中国製のプラモは、日本のメーカーのものに比べると、やはり敷居が高そう。タイガーシャークも、1号機のキャノピーが附属していなくて、作例では、かなり切った貼ったしている。
 しかしまあ、F-5系統は息の長い飛行機だな。T-38は、半世紀にわたって練習機を勤めそうだし、アグレッサーとしても使われ続けている。アメリカに似たような飛行機がないってこともあるんだろうけど、同時代の航空機で現在も残っているのが少ないんじゃなかろうか。それだけ、運動性の優れた飛行機ということなのだろうな。
 一方で、イスラエルが買っていないあたり、ガチ軍用機としての使い勝手には問題があるのかね。


 ハリアーの記事も興味深い。初代のハリアーは、ずいぶんかわいらしい飛行機だよな。ハリアー2は、レドームがどうかと思うけど。

『モデルアート』2016/2 No.934

モデルアート 2016年 02 月号 [雑誌]

モデルアート 2016年 02 月号 [雑誌]

 メインの特集はエアフィックスの九七式艦攻をメインとした第二次世界大戦日本海軍艦攻の特集。あとは、1/200三笠の製作記事。九七式艦攻欲しくなったな。
 今号は、飛行機の作例が興味深い。1/48でタイガーシャークとAMX、1/72でスホーイ24。タイガーシャークは、紅白の初号機を作ろうとすると、キャノピーの改造が大変と。このあたり、上の『航空機模型スペシャル』と同様。イタリアとブラジルが共同開発した軽攻撃機AMXの作例もいいな。軽攻撃機って、好きなジャンルだけど、そういえば練習機発展型じゃないのは珍しいな。
 あとは、ガルパン仕様の九五式軽戦車とか。