台風が、また嫌なコースに乗っているな。ギリギリで避けているが、毎度怖い。今年は、ブルーシート爆弾が恐ろしい。
あっと『のんのんびより 10:OAD付き特装版』
のんのんびより10巻 OAD付き特装版 (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: あっと
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/09/23
- メディア: コミック
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まずは、単行本から。今回も安定した感じ。ボリューム的に、多少物足りない感じもあるが…
71話の授業参観、72話の甘えん坊蛍が、印象的。あとは、ラストの小鞠の料理のお話とか。
授業参観のエピソードは夏海がメイン。勉強が全然できない夏海、授業をサボってきた一穂は、越谷母に怒られないように策をめぐらす。しかし、完全に失敗で悲惨なことに。つーか、九九もできないのか夏海。ひなまつりのエピソードの男雛をモヒカンにする悪戯も、エグいなあ。
72話の蛍が親に甘えているところをこのみに目撃されるエピソードもおもしろい。外ではしっかりした子と思われている蛍だが、実は甘えん坊。というか、人が見ていないところではキャラが違うと言うのがおもしろい。
これは、強烈だな。こんな風におねだりされたら、そりゃ、ダメとはいえないわな。なにげに、父親初登場?
ここは、選択肢3だろう。
最後の、小鞠の料理のエピソードもかわいらしい。ちょっとずつ、できるようになっていくと。アレンジャーから、まともに料理ができる人にランクアップした。
OVAは、「蛍が楽しんだ」と言うタイトル。冬春夏秋と、蛍がメインとなるエピソードのオムニバス。9-10巻のエピソードに駄菓子屋とクッキー作りはオリジナルかな。
第一部は、冬。積雪でテンション上がりまくりの蛍がかわいい。雪だるまをつくったり、滑り台をつくったり、ミニかまくらを作ったり。楽しんだ後に、通りかかった小鞠がひどい目に遭う落差がおもしろい。小鞠はこういうオチ担当だよなあ。
冷え性で、子供のころはしもやけに悩まされた人間からすると、素手で雪遊びは、後でひどい目に遭いそうだなとしか…
第二部は、春。母親とクッキー作りをするはずが、急用でお流れに。暇つぶしに駄菓子屋に行って、そこでクッキー作りを教えてもらうことに。駄菓子屋のところの台所用品、かわいいものがあしらわれているのがワンポイントか。
なんか、すごく微笑ましい。
第三部は夏休み。みんなで宿題中に、四文字熟語の間違いを指摘されまくった小鞠がふて寝。外から、夢を操って、良い夢を見せようという話に。つーか、外から夢を操作するって怖いな。泣きながら眠ってるこまちゃんが、かわいい。
そういえば、夢占いだと、空を飛ぶは欲求不満と言うが。
最後は秋。みんなで木の実拾いに。ムササビに襲撃されて、こまちゃん大敗北。弱すぎるこまちゃんw
果物いっぱい。で、子育て中のムササビに献上と。
『まんが4コマぱれっと』2016/11号
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2016/09/21
- メディア: 雑誌
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11月は「スターマイン」と「くらまちゃん」同時刊行だそうで、大変そうだ。
ストロマ「スターマイン」
前回の続き。星娘たちがみんな風邪をひいて、看病。みんなして、汗拭いてとねだってきて、大混乱に。直球でやってくる風見、誘い込もうとする郷と里梨。結局、普通にお願いしてやってもらった潮と繭。風見の間の悪さは、相変わらずだな。
そして、行成貞操の危機。
風見が幼児化しているw
荒井チェリー「未確認で進行形」
お家デートと真白たんの従兄妹の回続き。紅緒って、デレられると、挙動不審になるのだな。とりあえず、白夜と一緒の小紅さんはかわいい。
米田和佐「だんちがい」
単行本にも収録されていた着せ替えネタ。
双子が制服を持ち出してぶかぶかとか、弥生ちゃんの男装がかわいいとか。
岬下部せすな「かさねインテグラる」
重さん、心労で倒れる。そりゃそうだわな。
一重は、重が理想とする自分か何かなのかね。料理の本に忠実というのは、料理の上達の上で長所だと思う。あと、積也の料理がひどいw
磨伸映一郎「氷室の天地」
本編も、終わりの頃。結局、どのルート準拠なのだろう。
空木あんぐ「再生学校」
胸の話。態度もあわせて「惨乳」って、ひどすぎるw
ストロマ「くらまちゃんにグイってしたらピシャってされた」
最終回。前回、織羽がくらまにラブという事実が判明。保護者との対面で汗だらだらなくらまちゃん。「仲直りしなきゃよかったな…って素で思いましたね…」ってのが、なんとも。
最後、尋夢に、デレたな。まあ、それでめでたしといかないようだが。
森乃葉りふ「隣人を妹せよ」
巽とまとりで、ペットショップに癒されにいこうとしたら、士虎乱入。振り回される。
内村かなめ「妹はいいものだ」
受験勉強って、そんなに時間食うものだっけか。
小杉光太郎「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」
レコーディング中。悩む奈々子は、有名ろこどる「Awa2ガールズ」の鶴木つばさと遭遇。このあと、どう展開するんだろう。
矢澤おけ「ひなビタ♪」
夏のお祭。みんな浴衣。まり花たち日向美ビタースイーツの面々と、ライバルの「ここなつ」の二人が、一緒にお祭を満喫するお話。なつひのツンデレぶりが。
食足りて、○○を知る?――鯨油とパーム油の見えざる関係 / 赤嶺淳 / 海域世界論・食生活誌学 | SYNODOS -シノドス-
synodos.jp
もともと、日本も含めて捕鯨は鯨油生産が主目的だった。灯油としての利用が石油の出現によって衰退しても、「硬化油処理法」の開発によって、工業的利用が行われた。石鹸製造の副産物としてのグリセリンは戦略物資に。また、食用油としてマーガリンの生産が行われる。
1970年代まで、マーガリン原料の鯨油の確保が主要目的だった。
それが、冷蔵庫の普及や精製技術の発展にともなって、原料が植物油に転換していく。さらに、漁獲枠の削減で、鯨油の生産効率が下がって、鯨肉の生産への比重が移っていくと。
食用を正面に出したのは、実は第二次世界大戦直前から。戦時体制で蛋白源としてにわかに注目されるようになったが、鯨油の生産が主目的だった母船に食肉生産用の設備がなく、持ち帰るのは困難だったと。
さらに、経営のメインが鯨肉になるのは、1976年から。「伝統食」としての、鯨肉という議論の前提が消滅する話だな。
とはいえ、「母船式捕鯨」という技術をロストテクノロジーにしてしまうのも、それはそれで問題だと思うが。
生物起源の油脂資源として、鯨油とパーム油は接続される。そして、捕鯨と熱帯雨林破壊がつながると。植物性油脂も、捕鯨と同程度に環境破壊を行う存在であると。パーム油も、捕鯨問題と同程度にやり玉に挙げられろということか。
しかしまあ、再生産能力を考えると、鯨油で、植物性油脂を代替するのは現実的じゃないよなあ。今から鯨油生産を再開しても、とても補いになる量は確保できないだろう。まだ、イワシなんかの魚油の方が現実的というか。