マルウェア逝ってしまえ

 本日は、色々と所用で外出。
 まずは、自転車屋。前輪のブレーキが全然利かなくなったので、ブレーキシューを交換。新品は、微妙に利きが悪いな。まあ、しばらくして、一皮剥けたのか、違和感はなくなってきたけど。


 その後は、お買い物に街へ。しかし、日曜の上通り、下通り、人大杉。食事しようとしても、店が一杯だし。本当は、土日に街に行きたくない。本の入荷のタイミングでどうしようもなかったけど。
 とりあえず、細々といろいろと買い込む。つーか、下通りのダイソー、レジにめちゃくちゃ人が並んでいて、見た瞬間に買い物をあきらめたわ。


 家人が、「PCのセキュリティがやばい」系の広告に騙されて、OneSafe PC Cleanerなるソフトを入れてしまって大騒ぎ。検索かけたら、セーフモードで云々、ツールを云々なんてページが出てきて、ガチ切れ。とりあえず、普通にアンインストールすればいいようだが。あの手この手で、怪しいツール入れさせようとするサイトばかりだな。
 しかし、一瞬Windowsのツールかと思うようなデザインは悪質すぎる。私も、最初の数秒間違った。つーか、ああいうの、死ねばいいのに。

渡瀬草一郎『空ノ鐘が響く惑星で 5』

空ノ鐘の響く惑星で〈5〉 (電撃文庫)

空ノ鐘の響く惑星で〈5〉 (電撃文庫)

 内乱は、フェリオ主導で収めることに成功した。しかし、不穏な動きは、まだまだ止まらない。タートムの侵攻に備えた体制の整備に追われる政府中枢。そこに、ウルクが行方不明になったという凶報が入る。慌てて、フォルナム神殿に駆けつけるフェリオ。しかし、フォルナム神殿は、カシナート司教率いるウィータ神殿側に制圧され、手も足も出ない状況に。
 さらに、行方不明のウルクは、発見されるも、記憶を失っていることが判明。傷つくフェリオ。そして、何とかしようと、ウルクとの接触を図るリセリナ。しかし、それは、イリスの罠であり、戦闘に巻き込まれる。


 そして、いよいよタートムによる侵攻が。それに呼応してフォルナム神殿の神官たちも拘束されしまうが、どうなる…

渡瀬草一郎『空ノ鐘の響く惑星で 6』

空ノ鐘の響く惑星(ほし)で〈6〉 (電撃文庫)

空ノ鐘の響く惑星(ほし)で〈6〉 (電撃文庫)

 いよいよ、西の大国ラトロアの姿が明確になって来たな。反体制側、ウィスタルの甥であるハーミットが、国を出奔、フェリオとである。一方で、「死の神霊」を扱って、大陸に覇を唱えようとする元首の目論見。


 この巻は、基本的にはカシナート司教とフェリオの駆け引き。アルセイフを征服しようとするタートムを支援するウィータ神殿側の動き。それに対し、タートム・ウィータ連合に対抗しつつ、拘束された神殿の人々を解放しようとするフェリオ。イリスたち来訪者の存在をネタに、譲歩を引き出そうとするフェリオ。
 一方、戦争を起こしたい諸々が、暗躍。ラトロアの意をうけアルセイフとウィータの間にも戦争を起こさせようとするシズヤ、そして、どうしても戦争を起こしたい神殿騎士ベリエ、それぞれがウルクの命を狙う。


 そして、それらの流れを断ち切るように、御柱の異常とそこから現れる異様な兵士の出現。神殿は戦いの場となる。


 リセリナの過去や地球?と空鐘の惑星の時間差の話が出てくる。この世界の人類そのものが、御柱=魔術師の軸を通して送られて来た存在かもしれない、と。そういや、異世界転生を、転生先の世界から見たような話だよなあ、この作品。