青空の行方/なにゆえの著作権保護期間70年延長か(カトゆー家断絶さんから)

情報豊富。
文化の側面からすれば、著作権保護期間の延長は、損失以外の何者でもないと思う。売れるものは、商品化されつづけるだろうけど、埋もれた作品の再評価などには悪影響を及ぼすのではないだろうか。
青空文庫」のような過去の作品の共有の試み、ネットを利用した新しい試み・ビジネスを確実に阻害することになるだろう。これが先例になって、保護期間の延長が繰り返される懸念が高まれば、パブリックドメインになった作品を利用した試みの見通しが立たなくなる、という懸念もある。


同ページから著作権、著作隣接権の見直しに関する欧州委員会の報告書
10、11ページ、「2.2.3.1. Duration of related rights」が延長に反対した一節とのこと、後で読もう。どうも、大事な所に見慣れない単語が続いて、読めなかった。