最終日だった「生人形と江戸の欲望展、反近代の逆襲II」を見に行く。
割と入場料高め(1200円)だったので、躊躇しているうちに最終日になってしまった。


メインのホールの真ん中に展示してあった「相撲生人形−野見宿禰当麻蹶速」はさすがの迫力。大きいし、写真で見るのよりすごい。特に上の絞められている方の表情は迫真の出来。
なんか、一回目の展覧会も今回も、お賽銭が投げられたそうで、ちょっと笑った。
他にライデン国立民族学博物館の生人形、とくに動物の小型像がかわいかったとか、お祭に使われる生人形(日田や桐生)が興味深かった。
全体の構成は綺麗にまとまっていた。しかし、展示のメッセージ性というか、テーマ性が少々弱かったように思う。どう、説明すればいいか難しいが…
いろいろと、面白いものが並んでいただけに少々気になった。