『Blue Earth』2007年1・2月号

海洋研究開発機構のPR誌。この手の雑誌にしてはなかなか面白い。この号は、「しんかい6500」の特集。しんかい6500も、就役してから17年になるそうだ。そろそろ船齢が気になってくるお年頃だ。
10ページからの「年に1度の徹底的な点検・整備で安全確保」によれば、毎年一回は分解して、徹底的に整備をうける。分解された写真が載っているが、耐圧殻とフレーム以外は、徹底的に取り外されている。中身はこんななのね。耐圧殻とフレームがもつ限りは、機器を更新して寿命を延長できる。機器更新は頻繁にやっているようだ。支援船の「よこすか」も、年に一回、入渠整備を受けているそうな。調査船ならでは、だな。
他に「インド洋ダイポールモード現象の予測に世界で初めて成功」と「第5回深海バイオフォーラム:極限環境生物資源とその新たなる可能性を探して」が興味深かった。