「教員増「必要ない」:財政審意見書原案で」『朝日新聞』2007.11.13、8面

 文科省は夏の概算要求で、教職員が子供と向き合う時間を増やす必要があるとして、08年度からの3年で教員を増員するよう求めた。だが、財務省は、06年7月に閣議決定した「骨太の方針06」で、「教職員の定数については5年間で1万人程度の純減を確保する」と定めたことを根拠に、難色を示してきた。
 意見書の原案は、子供の減少に伴い児童生徒1人当たりの教職員数は増加しているなどとして、「現状でも対応可能だ」と指摘。授業以外の会議などで教師の事務負担が重くなっていることが問題だとして、校長や教頭などの組織運営力強化やIT(情報技術)化の推進などを求めている。

 基本的にITによる業務の効率化なんてことを言う人間を信用しない。
 確かに、業務の切り分け・見直しは必要だと思うが。あと、「骨太の方針」はやっぱ糞。
財政制度等審議会
 平成20年度予算の編成等に関する建議