「熊本市に地下工場跡:戦争遺跡研究会発見爆撃機を製造か」『熊日新聞』10/2/1

 健軍あった三菱重工熊本航空機製作所の疎開のために作られた地下工場が確認されたという話。武蔵塚駅からまっすぐ南下したあたり、白川の河岸段丘に掘られたようだ。今は、芋の貯蔵所として有効利用されているようだw
 一度、入口あたりまで行ってくるか。
 しかし、健軍の三菱、ものすごい広い面積を造成して、そこに工作機械やら各種施設なんかを設置して、結局飛龍を42機作っただけだから、ずいぶんリソースの無駄遣いだよな。
 あと、ちょっと検索してみたら、当時の工場の建屋が残っているとのことでびっくり。
旧三菱重工熊本航空機製作所
 旧三菱重工熊本航空機製作所の見学会
 自衛隊の駐屯地にある車両整備工場みたいなのが、それだそうで。日常よく見ていたのに知らんかった(;^_^A


 以下、引用。
http://www.47news.jp/CI/201002/CI-20100201-00002.html

最奥部には製造機械を設置するものと思われる高さ4.5?、幅4.7?、長さ25?ほどの大空間を備えており、県内に現存する軍需地下工場では最大規模とみられる。
(中略)
 地下工場は竹林の下にあり、岩をくり抜いた壕が約120?連なっている。「これだけの大きさは、県内にはないのでは」と同会。出入り口は未使用のものも含め4カ所だった。現在はイモの保管庫として使われている。
 同会は10カ所のうち8カ所を発見。熊本県島崎と、「坂下」という地区にもあったと伝えられているが確認されていない。

他はどこにあったのだろうか。ずいぶん壊されていそうだが。