「翠星のガルガンティア」第8?話アニメ上映会:第8話「離別」

 何重の意味でも「離別」だな。船団長とリジットの死別、船団の分裂、レドとエイミーの離別。思った以上にあっさりとフェアロック船団長は死んだな。リジッドに渡された鍵は後々、なんか重要な意味がありそう。ガルガンティア船団の中に隠してあるのか、クジライカの巣の遺跡を解き明かす鍵なのか。後は、レドが自力での本隊帰還が無理であることが判明とか。救難信号が届くまでに6500年か。まあ、人類銀河同盟の本隊がこんにちわとか、ありそうだけど。あと、ピニオンの人相がずいぶん悪くなった感じが。
 今回のストーリーの大半はリジットが、新船団長として認知される過程って感じだな。船団分裂の危機の中で責務を引き継いで、全力で空回り。「今休むわけにはいかない」なんて、状況が悪化する中で指導者が孤立する黄金パターンだよな。まあ、最終的には、人に任せる、支持を受けることの重要性に気付くわけだが。ある意味、葬式での演説が承認集会みたいな感じだったな。あの手の跡目相続では、葬式を仕切るというのが重要なんだけど、そういう意味では、リジットさんはあんまりうまくないなと。
 レドとエイミーが互いを意識している描写が具体的に出てきたのは初めてだな。で、両想いでありつつ、思いはすれ違っていると。エイミーはレドに自分を大事にしてほしい。レドはエイミーをヒディアーズから守りたいと。まあ、このヒディアーズの在り方というのが、問題になってくるんだろうけど。実際には、必ずしも倒さなくてもよさそうな感じが。どちらにしろ、人類銀河同盟とヒディアーズの対立構造をちゃぶ台返しは基本だろうし。そう言えば、今回、チェインバー全然しゃべっていないな。その分、ぷちガンで取り返しているがw 快楽天ちゃんのエイミーについていくことを勧めるところも良かった。
 やっと、位置関係が判明したのも重要な前進。6500光年って、意外と近いところにいるんだな。救難信号は普通に電波だったようだ。まあ、もしかするとファンタジックな手段でも6500年とかいう、とんでもない距離の可能性もあるが。光年だと、銀河系の中心のこちら側にいることになる。
 予告の最後の、レドとピニオンの表情見るとなんかやばいことになりそう。