「翠星のガルガンティアBlue-ray box 3」

 とりあえず、ガルガンティア見終わる。特典のOVAも。クーゲル中佐は女で道を誤ったのか。レドが最初に接触した相手が話の分かる相手でよかったねというか、エイミーとベベルがいてよかったねとしか。
 しかし、生放送で見ているとき、10話くらいのころのピニオンの調子乗りっぷりから、こいつ絶対死ぬなと思っていたんだが、しぶとく生き残ったな。あれだけフラグを建てまくりながら。揚げ句に、四角関係と女にモテモテw
 ストライカーとの対決を通じて人類銀河同盟のイデオロギーというか、社会体制の空疎さを暴露する構成も興味深い。設定上は、人類銀河同盟も「戦争のための戦争」を行なう体制だそうだし。というか、『少年と巨人』では、同盟もコンピュータネットワークに支配されてしまっているんだよな。
 印象的なのは、やはり最終回。多くの人々が協力しての最終決戦。刺し違えても良いといっていたレドが、最後の最後でエイミーに会いたかったと泣く場面。チェインバーはレドを排除し、ストライカーに自爆攻撃を仕掛ける。あの一連の流れはもう。「くたばれ、ブリキ野郎」は名セリフ。


 そういえば、クーゲル中佐はリナリアの病気を移されて死ぬわけだが、人類銀河同盟の感染症医療技術って、実は低いのかな。いろいろと超技術で検知する割には、クーゲルの感染の察知が遅い。しかも、感染しても治療をしなかったあたりが。宇宙船の中の人口環境だと、ウイルスや細菌も安定して、それほど変異をしないだろうしな。感染症対策の技術や知識は衰退した可能性があるな。