翠星のガルガンティア (Gargantia on the Verdurous Planet) Blu-ray BOX 3
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2013/10/25
- メディア: Blu-ray
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しかし、生放送で見ているとき、10話くらいのころのピニオンの調子乗りっぷりから、こいつ絶対死ぬなと思っていたんだが、しぶとく生き残ったな。あれだけフラグを建てまくりながら。揚げ句に、四角関係と女にモテモテw
ストライカーとの対決を通じて人類銀河同盟のイデオロギーというか、社会体制の空疎さを暴露する構成も興味深い。設定上は、人類銀河同盟も「戦争のための戦争」を行なう体制だそうだし。というか、『少年と巨人』では、同盟もコンピュータネットワークに支配されてしまっているんだよな。
印象的なのは、やはり最終回。多くの人々が協力しての最終決戦。刺し違えても良いといっていたレドが、最後の最後でエイミーに会いたかったと泣く場面。チェインバーはレドを排除し、ストライカーに自爆攻撃を仕掛ける。あの一連の流れはもう。「くたばれ、ブリキ野郎」は名セリフ。
そういえば、クーゲル中佐はリナリアの病気を移されて死ぬわけだが、人類銀河同盟の感染症医療技術って、実は低いのかな。いろいろと超技術で検知する割には、クーゲルの感染の察知が遅い。しかも、感染しても治療をしなかったあたりが。宇宙船の中の人口環境だと、ウイルスや細菌も安定して、それほど変異をしないだろうしな。感染症対策の技術や知識は衰退した可能性があるな。