雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス 8-11』

 このあたり、短編集が連続。なんというか、短編と本篇がごっちゃになって、時系列が分かりにくいな。あと、狼面衆やシャンテの位置が良く分からない。とりあえず、11巻初登場のエド・ドロンがなんかいいキャラだな。
 短編集の精神の起伏の大きいフェリさんがかわいいです。
 本編は刀を持つかどうかレイフォンが悩むところから始まって、グレンダン本体が登場。リーリンの覚醒にニーナが廃貴族にとりこまれるといったイベント目白押し。そろそろ、第一部のクライマックスというところかな。しかし、この段階で本命だったリーリンは、あっさりとレイフォンを切り捨てたよなあ。
 つーか、本当に短編と長編は、ある程度すっぱり分けた方よかったんじゃなかろうか。