拝殿の裏、本殿前に建っている狛犬。危うく、存在に気がつかないところだった。比較的小さいのと、ヘルメット型の頭部が特徴的な一体。最近、こういう形の狛犬を見た記憶があると思ったら、二本木神社の狛犬がそっくり。作った職人が一緒なのだろうか。顎が段になっている狛犬はいくつかあるが、後頭部のたてがみが流れていないのは珍しい。
吽像の尻尾やあごひげなどが欠損して、コンクリートかなにかで補修されている。
とりあえず、境内の銀杏地雷にまいった。
阿像台座左側面
上田伊之吉
村田熊太郎
崎村巳太郎
明治三十九年十二月
石工
松尾徳市