「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」Vol.1

 長らく品切れだった円盤をやっと入手。資金の関係から、DVD版購入。


 第一話は、相変わらず、胃が痛い展開だな。後半ステージの空回り感がきつい。なんとなく、「ああ、流川」でごまかしているけど、普通なら挽回できないんじゃね。ここから、最終回のステージの盛り上がりまで、本当に成長したよなあ。トラウマの克服とかに頼らず、真面目に成長が描けた感じ。
 改めて見直すと、グラスキュート以外の登場人物は大概、一話で出ているんだな。ゆい先輩、みらい、沙織さん、あわあわガールズと。あと、二人の最初の出会いとか、奈々子に対するゆかりさんの反応が、既に伏線だったんだよなあ。奈々子の生真面目さというか、ひたむきさは、快いものがある。


 こっちが本命のOVA
 ろこどるフェスタも終わって、夏休みの最終日。惰眠をむさぼる奈々子の家にゆかりさんがやって来て、遊びに行くことに。二人でデートと思いきや、魚心くんチームやアワアワガールズも集まって、流川市を案内することになって。なんというか、流川市の案内がグダグダすぎる。本当に特徴がない町だな。
 運河を散策の後は、ヨーデル堂のたぬケーキ、とんかつ屋、市民プール。ケーキの後にとんかつは。市民プールで沙織さんが出現して、対抗古今東西ビーチバレー対決。ここもグダグダ。つーか、徳波市の微妙なところ対なにゃこいじりと化しとる。あとは、地元での流川ガールズの愛され具合とか。
 キャリアと人気はあるけど、ろこどるとしては地元から遊離してしまっているのが、アワアワガールズの悩みと。そういうところで、地元密着型ろこどるの流川ガールズは、原点を再確認させる存在であると。
 アニメ内では使われなかった、原作2巻収録のアンコール・ステージを組み合わせて再構成。それに、アワアワガールズを足した感じか。ろこフェスの季節を早めた代償にオミットされた、域外遠征の話も拾われてるな。


 しかし、沙織さん神出鬼没だな。どんな風にストーキングしていたんだか。あと、流川ガールズの噛む方とおっぱいが大きい方が笑った。
 あと、ニコニコ組には、エンドカードが収録されているのも地味にうれしい。