小国ロウワンから大国ルベイラの王妃として嫁いできたロイスリーネ。しかし、国王ジークハルトには身分が低い恋人がいて、お飾りの王妃に。さらに、離宮に軟禁状態。ストレスをためたロイスリーネは、ひょんな事から見つけた秘密通路で城下にでて、食堂で給仕をしてそれを解消していた。
しかし、地下通路で考え事をしていて、道を間違えたことから、自身が狙われていて、離宮への移動も警備強化のためだったことを知る。
自力でなんとかすることを考えたロイスリーネは、給仕のバイトをしている食堂の常連、軍人のカインに相談を持ちかける。しかし、実は彼はジークハルトが変身の魔道具を使った、仮の姿で。
とりあえず、ジークハルトの「恋人」とされるミレイは、どういう役割を果たすキャラなのだろうか。
あと、ウサギもジークハルトだよなあ。
魔法使いや祝福持ち、聖女が多数輩出される国、ロウワン。ロイスリーネは、祝福を持たず、魔法も使えない。しかし、「必ず正解を引き当てられる」って時点で、何らかの祝福を持ってるの確実だよなあ。直感で正解を当てられるとか、賭博に便利そうな。
最後の方で、ジークハルトたちが、祝福が何か漏れたら最後、奪い合いで戦争になり、国は呪いに沈み、神々は人間を見捨てるって、どんな「祝福」なんだ。
そして、存在だけが匂わされている「クロイツ派」は、何を目的にしているのか。
つーか、アーカンツ伯爵が黒幕っぽいのだが。
リーネさん、かわいい。