佐々木倫子『動物のお医者さん 1』

動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

 畑を耕していたらそれは小さなカヤネズミが出てきてこんにちは「ひゃああ可愛い!!」「こんなのいるんだ」 - Togetterのコメント欄で、『動物のお医者さん』ネタが出てきたので、懐かしくなって。文庫本用ケースにつめて、狭いところに押し込んでいたから、取り出すのが大変だった。


 H大学の獣医学部前で、愛犬となるチョビ、そして漆原教授と運命的な出会いを果たす主人公ハムテル(公輝)。結局、獣医学部に進んで、獣医になることに。大型の動物は、相手するのも大変とか、
 しかし、漆原教授、現実に近くに居たら、ものすごく迷惑な人物だろうなあ…


 11話から16話あたりがおもしろい。学部の運動会、菅原教授にからかわれる菱沼さん、モズの雛を拾った話、テストの話、夏休みの牧場実習。食糧不足で評判になったエピソードは印象深い。
 「私はリスしっぽをそられたの」からの「ぼくはリスでやります」の、二階堂のネズミ嫌いネタがやはり、印象的w

佐々木倫子『動物のお医者さん 2』

動物のお医者さん (第2巻) (白泉社文庫)

動物のお医者さん (第2巻) (白泉社文庫)

 潔癖症の小夜ちゃん登場とか、講座決めの右往左往と恐怖のアフリカ旅行とか、吹き矢作りとか、九官鳥のキュウちゃんとか、教授がいないときに患畜が持ち込まれたりとか。 24話の細菌同定実習が印象深いかな。細菌を同定する実習で、作業そっちのけで、教授にヒントをもらおうとして、からかわれてしまうエピソード。

佐々木倫子『動物のお医者さん 3』

動物のお医者さん (第3巻) (白泉社文庫)

動物のお医者さん (第3巻) (白泉社文庫)

 冒頭のジンギスカンの肉を巡るカラスとハムテルたちの死闘が印象的。でも、鳥にトウガラシの辛味の受容体は、ないらしいけど…
 あとは、乗馬クラブのバイトで、大雑把なオオニシキ号と神経質なリュウセイ号のエピソード。菱沼の博士論文。新入生の小林が獣医という境遇を受け入れるまで。牛のお産。テストから見える交友関係などなど。42話のおばあさんの教育的指導もすごいな。
 二階堂が帰省した九州のK市って、「石垣の美しさで有名な城がある」というくらいだから、熊本市だよねえ。毛を刈られた犬って、見たことないんだけどw


 裏話、写真を撮るのが難しいという話も印象的。この時代だと、フィルムカメラだから、適当に撮って、学習していくのが難しいだろうしなあ。

佐々木倫子『動物のお医者さん 4』

動物のお医者さん (第4巻) (白泉社文庫)

動物のお医者さん (第4巻) (白泉社文庫)

 53話のおしるこ爆弾と、55話のチョビが山の中で行方不明になってしまったエピソードが印象深い。チョビが雷を怖がるようになったエピソード。
 漆原教授を抑えられる唯一の人、加藤さんのエピソードもおもしろい。
 病院にやってくる犬が個性的だな。獣医をコックさんと勘違いしていたクルタン、食い意地がはった犬カリンちゃん。どっちも、なかなか強烈な…

カードキャプターさくら クリアカード編 第9話「さくらのドキドキ水族館」 - ニコニコ動画


 前半は、桜と小狼の水族館デート。甘々で、もう、砂吐くわ。二人して、かわいらしい。しかし、クロウカードのときと同じく、水槽が割れて、水浸しに。前と、展開がそっくりなのは、何か意味があるのだろうか。
 スカートヒラヒラで、目をひきつけられるな。
 シスコン兄貴と小狼のにらみ合いが笑う。そして、水槽を見ていたところを見ると、兄貴は、またなんか察知してたのかね。


 後半は、クリアカード回収作戦。前回と同じく、忍び込んで。水系かと思ったら、なんか違うのが現れる。最終的に、小狼が凍らせて、カードに。珍しく活躍したな、小狼。そして、「螺旋」のカードなのに、なぜ凍らせることができたのかとか、妙に概念的なカードが多いとか、いろいろと気になるところが。
 「透過」のカード、光学迷彩は便利だな。


 なんか、小狼から渡されたぬいぐるみ、意味深に映されること多いけど、仕掛けがあるのかな。


 ここの表情良いなあ。

刀使ノ巫女 第9話「祭りのあと」 - ニコニコ動画


 まあ、予想通りの展開かな。
 「ノロ」がどんな存在かが明らかに。御刀を作るときの、副産物がノロ。御刀の起源に、なんか、物語の鍵がありそうな感じだな。どっかで、今の構図がひっくり返ると思うのだが。どうみても、近いうちに折神家に集められたノロが暴走するよね。
 明治の神社合祀政策あたりを絡めてきたのが、ガジェットとしてなかなかうまい。集めると、問題を起こすあたり、核物質っぽい感じでもあるなあ。


 中休みというか、世界観を示すということで、かつてのように、「ノロ」を祀る社のお祭りの風景と、そこで楽しむ主人公たちが描写される。そこで、ノロとは何かを教えられる。放映期間に余裕があるから、こういう中休み的な話が組み込めるのだろうな。
 浴衣姿がいいねえ。チョコミントバナナに感動するひよよんがw


 後半はうって変わって。まあ、前回の時点で予想できていたけど、モクサの拠点となった集落の襲撃。機動隊に封鎖され、親衛隊の結芽が突入してくる。さらに、刀使に対抗する装備を、一般の部隊にも装備。追い詰められた一同は、潜水艦で脱出。しかし、展開していた長船女学院の刀使は全滅、と。こっから、どうなるんだろう。


 結芽は、何らかの病気にかかっている様子。吐血って、古典的表現だな。体を支えるために、ノロが使われているのか、逆に、ノロが体を蝕んでいるのか。
 そして、とりあえず目的意識のない舞衣と沙耶香がどう関わっていくかが、クローズアップ、と。

衛宮さんちの今日のごはん 第三話「春のちらし寿司」 - ニコニコ動画


 なんだよ、この幸せな空間は。
 ひなまつりということで、イリヤに和服を着せて、衛宮家にご招待。ちらし寿司や雛寿司などで、おもてなし。イリヤ、桜、凛、セイバー、ライダーと揃って、和やかな食事会。遠坂さんは、相変わらずのツンデレで、いいですね。
 桜が凛を姉さんと呼んでるあたりも、しみじみと良い。というか、相変わらず、凛さんのスカート短いですね。

グランクレスト戦記 第9話「漆黒の公女」 - ニコニコ動画


 うーん。だんだん、こう、見る情熱がなくなってくるなあ。


 前半は、テオとシルーカのラブラブ二人旅。後半は、同盟の内部粛清のお話。
 連合の和平提案で時間を得たマリーネは、盟主である自分に面従腹背の態度をとるスタルクに兵を出す。シルーカは、援軍の派遣を提案するが、連合の盟主アレクシスに忠誠を誓うヴィラールは、それを拒絶し、シルーカを遠ざける。
 落胆したシルーカを気遣ったテオは、二人旅にシルーカを連れ出す。雨宿りの場で、愛を確かめ合う二人。


 一方、スタルクでは、同盟の粛清のため、マリーネはスタルクの勢力を根切りに。瘴気による毒ガス攻撃も辞さない攻撃で、一気呵成に城を殲滅。修羅の道に足を踏み込んでいるな。
 そして、ヴィラールを見限ったミルザーは、マリーネの誘いに応じ、同盟側へ。アレクシスへの想いを断ち切り、覇道へと歩ませるべく、体を求める、と。つーか、ムダにセックスシーンが長かった感じが。
 不幸路線へ突っ走ってるなあ。同盟対連合という構図そのものが、ひっくり返るかもしれないが。


 シルーカサイドの純愛路線とマリーネサイドの不幸路線の対照が。