佐々木倫子『動物のお医者さん 1』

動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

 畑を耕していたらそれは小さなカヤネズミが出てきてこんにちは「ひゃああ可愛い!!」「こんなのいるんだ」 - Togetterのコメント欄で、『動物のお医者さん』ネタが出てきたので、懐かしくなって。文庫本用ケースにつめて、狭いところに押し込んでいたから、取り出すのが大変だった。


 H大学の獣医学部前で、愛犬となるチョビ、そして漆原教授と運命的な出会いを果たす主人公ハムテル(公輝)。結局、獣医学部に進んで、獣医になることに。大型の動物は、相手するのも大変とか、
 しかし、漆原教授、現実に近くに居たら、ものすごく迷惑な人物だろうなあ…


 11話から16話あたりがおもしろい。学部の運動会、菅原教授にからかわれる菱沼さん、モズの雛を拾った話、テストの話、夏休みの牧場実習。食糧不足で評判になったエピソードは印象深い。
 「私はリスしっぽをそられたの」からの「ぼくはリスでやります」の、二階堂のネズミ嫌いネタがやはり、印象的w