昨夜は2時半に就寝するも、6時半に目が覚める。中途半端な睡眠時間。結局、10時から午後1時まで眠る。
午後からは、目覚し時計で無理やり起きて、熊本大学「知のフロンティア講座」の「ギリシア古代都市を掘る:メッセネの都市と建築」を聞きに行く。講師は工学部建築学科の伊藤重剛氏。
熊本大学の調査隊が調査を担当した陸上競技場入口正面の家型墓とアスクレピオス神域の回廊が主な話題。遺跡周辺の写真も多くなかなか面白かった。遺跡発掘現場での建築史家の仕事は、当該建築物の周囲に残る石材を一つ一つ詳細に記録し、しかる後に建物を復元すること。直接発掘するのも炎天下では大変そうだが、建築史家もずいぶん根気がいりそうだ。残った石材を元に、元の建物の寸法を再現するのは、超巨大立体パズルの趣。
家型墓の一号墓からはライオンが鹿を押さえつける像が出土している。ギリシア神話にこのようなモチーフ・神話はなにかあるのではないだろうか。
微妙な睡眠時間で体調が悪かったが、なかなか面白かった。
関連:伊藤研究室熊本大学環境システム工学科(建築系)サイト内)
中途半端な睡眠時間で体調はかなり悪かったが、それでも本屋に寄って帰る。