冬目景『幻影博覧会 1』幻冬社 2005

幻影博覧会(1) (バーズコミックス)

雰囲気はいい。どこまでリサーチしたかは分からないが、大正っぽい雰囲気は出ている。松之宮と真夜の関係も対等でいい。
生い立ちや知的能力、いきなり未来を予言するなど、真夜には謎が多いが、おいおい明らかにされていくのだろう。
月等と真夜、「イエスタデイをうたって」のハルとカンスケのような女の子と動物の共生は、作者のお気に入りのモチーフなのだろうか。