四日市康博編著『モノから見た海域アジア史:モンゴル〜宋元時代のアジアと日本の交流』

主にモンゴル帝国の時代を対象に、各種の出土遺物から日本と大陸の交流の状況を探る。
碇石やコンテナ陶磁器など、あまりスポットを浴びないモノが取り上げられているのがおもしろい。
コンテナ陶磁器の分布から見る、交易圏の問題などは、結構いろいろと可能性がありそうに思う。まあ、えんえん壷やら甕の鑑定を続けるのは大変そうだが…