城下町のダンデライオン 第10話「さーち☆らいとの行方・兄貴面するお兄ちゃん」


 奏様、ちょっとちょっとw


 最終回に向けて、徐々に、登場人物の変化に焦点を当ててきた感じかな。
 前半は、光のアイドル活動のお話。次回のイベントで「らいと」の正体を明かし、選挙戦を有利にしようという予定を立てる。しかし、そのような目論見で活動することは、ファンに対しての裏切りになるのではないかと悩む光。「らいと」引退という部分だけ聞きつけて、動揺する紗千子。結局、光は王族であることを秘密のままにし、紗千子には直接自分が王族であることを打ち明ける。光の成長と、光と紗千子の関係が微笑ましい。
 後半は、奏と修の過去の負い目の清算。修の足の治療のために国王の地位を目指す奏。それをやめろと諭す修。言い争いから逃げ出す奏に、建設現場の鉄骨が落ちてくる。それを、身を挺して救う修。そこから、奏軟化と。ここに来て、修がだんだんかっこよくなってくるな。
 奏の独裁国家って、すげーブラックそうなのだが。