- 作者: 田中芳樹
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1994/08
- メディア: 新書
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長野県の山中に再現された、スコットランドの城に招待された耕平たち。それは、魔術によって富と権勢を手に入れた、青雅流宗家の、さらに生きるための企みだった。
突然、青雅流の次期宗家に指名される来夢。彼女をものにしようとする、宗家の孫たちとの争い。耕平と来夢は、中世の城の中をさまよい、過去に飛ばされたりする。
ホラーとして考えると、二巻より、こっちの方が出来が良いかな。ラスボスの意図が読みにくい、最後まで出てこなくて、さらに主人公が負かすことができなかったというあたり。困惑の中、走り回るというのは、ホラーの基本だよな。