虚構推理 第五話「想像力の怪物」 - ニコニコ動画


 今回は、アクション多めだな。かっこいいかは別にして。


 鋼人七瀬出現の報を受けて現場に向かう琴子。そこには、鋼人七瀬と対峙する九郎の姿が。さらに、協力を要請した紗季さんも登場。紗季さんにとっては、九郎の戦い方をはじめて目の当たりにするのか。
 しかし、九郎の戦い方エグいなあ。不死身の体を利用して、ダメージを受けるのを怖れることなく組み付いて、首の骨を折る。ついでに、未来を限定的に操作できるとか。前半、頭をかち割られるまでの戦いと後半の組み付き首ねじりの戦い方の違いも気になるところだが。
 あげく、首の骨をねじ折っても復活する鋼人七瀬は、普通に正面からは倒せないことが明らかに。


 後半は、紗季さんの家で、二人の再会と推理。
 なんというか、九郎・紗季は色っぽくて、九郎・琴子はじゃれつく小型犬と迷惑顔の大型犬って感じだなw
 数年の付き合いで、琴子の外道ぶりをずいぶん体感したと見える。一方で、一緒に居るため、怖がられつつも、ピンチの時に助けてくれる存在と妖怪たちに認識されている。見ただけで逃げられていたのが、良かったじゃんw


 しかしまあ、九郎の異常さを見ると、そりゃ、この人の子供がどんな風になるのか不安にはなるよなあ。普通の人間は。琴子の場合は、自分もそっち側に足を踏み込んでいるだけに、むしろちょうど良いというところなんだろうけど。
 件と人魚を一緒に食べさせたのか。
 つーか、桜川家の大昔の当主の外道ぶりがすごいな。件の予言能力を得るために、親類縁者に件の肉を食わせまくる。そして、ガンガン死亡。即死、苦しんで死亡、予言で死亡と阿鼻叫喚の地獄絵図。で、実験がうまくいかないからと、今度は人魚も一緒に喰わせれば、不死身の肉体が出来るんじゃと、試して、さらに死亡率上昇。つーか、当主自身は食べないのが、本当にアレ。
 失敗率が上がって立ち消えしてしまうが、妄執は引き継がれ、九郎の祖母が孫たちに人魚と件の肉を食わせる。で、生き残ったのが九郎だけ。さらに、そこから人体実験を繰り返すという。そりゃ、九郎、壊れるよなあ。その壊れっぷりを魅力と感じるか、忌避するかで、関係が分かれたわけだ。


 で、鋼人七瀬の正体が判明。そもそも、妖怪たちは人間の想像力が固定化して生み出されるもの。よく分からない物に名前が付くことで、形を得る。しかし、鋼人七瀬はその速度が異常に速い上に、自身の意志を感じられない。さらに、まとめサイトの絵とそっくりそのまま。
 むしろ、何者かがまとめサイトを通じて、ネット上の噂を増幅・固定化させ、怪物を生み出している。普通は、人間のほうがよっぽど強い。
 つまり、サイトが、怪物を召喚する魔方陣的なものなわけか。
 で、それをどうするかの直前で、続く。相変わらず、引きが凶悪な作品だ。


 しかし、紗季さん、いいなあ。私もスレンダー長身女性好み。


 今週のおひー様。ドヤ顔とか、ぐぬぬ顔がなかったら、かなり鼻持ちならないキャラになりそうだがw







 妖怪たちから、九郎は人間と人魚と件が混ざり合った、それはそれは醜い、ウニャウニャしたものに見えるそうな。化け物の規格からしても化け物だそうです、と言われてヘコむ九郎さんがw