浜崎達也『Beat Gunner1、2』

あ…ありのまま こないだ起こった事を話すぜ!


『南の海で逃避行していたと
思ったらいつのまにか東部戦線で独ソ戦してた』


な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何がどうなってるのかわからなかった…


頭がどうにかなりそうだった…


舞台転換とか作者の都合だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ


もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


AA略

みたいな。いや、この本割と好きなんだけど、構成とか展開でいまいち人にお勧めできないのが欠点。空戦シーンのかっこよさとか、スポコン的流れは割といいと思うのだが…
 主人公コーディーが立ち直るまでが長すぎとか、いきなり爆撃機から戦闘機に乗り換えてエースパイロットと渡り合えるのかとか、いろいろと展開に難あり。

高平鳴海『虹の天使フリー=アイ』

メタルヘッド・ノベル 虹の天使 フリー=アイ (HJ文庫Gタ01-01-01 )

メタルヘッド・ノベル 虹の天使 フリー=アイ (HJ文庫Gタ01-01-01 )

TRPGメタルヘッドの世界を舞台とした小説。最近、HJ文庫から再刊されたとか。
ものすごく懐かしい。

飛行機なラノベ

レシプロ飛行機が活躍するライトノベル特集
「飛行機なラノベ」を集めてみた
飛行機フィクション
メモ。暇が出来たら調べてみるのもいいかも。しかし、最近はラノベスフィアも拡大しすぎてとっても調べきれない。自分の記事が紛れ込んでいるのは愛嬌ということで。

19世紀イギリスの園芸文化

なんか検索していてたどり着いたもの。恵泉女学園大学に園芸文化研究所というのがあって、そこで継続的に研究している人がいるらしい。「ガーデニング雑誌という世界」をざっと読んだが、史料そのものはたくさんあるようだ。それを分析するのに手間がかかると…


以下、メモ:
新妻昭夫「19世紀前半における植物学の近代化と女性の囲い込み : ラウドン夫妻を事例として」『恵泉女学園大学園芸文化研究所報告 : 園芸文化』Vol.1 2004
新妻昭夫「19世紀英国における園芸文化の大衆化の研究(園芸文化研究所助成研究報告(プロジェクト研究の部))」『恵泉女学園大学園芸文化研究所報告 : 園芸文化』Vol.2 2005
新妻昭夫「19世紀英国における園芸文化の大衆化の研究 : ジークルの庭様式についての予備的な考察(園芸文化研究所助成研究報告(プロジェクト研究の部))」『恵泉女学園大学園芸文化研究所報告 : 園芸文化』Vol.3 2006
新妻昭夫「ガーデニング雑誌という世界」『恵泉女学園大学園芸文化研究所報告 : 園芸文化』Vol.4 2007
新妻昭夫「英国19世紀の園芸雑誌の研究 : ガーデニング文化の大衆化の視点から(園芸文化研究所助成研究報告<プロジェクト研究の部>)」『恵泉女学園大学園芸文化研究所報告 : 園芸文化』Vol.4 2007
新妻昭夫「J・S・ヒバード(園芸ジャーナリスト)の生涯(1)都会のなかの田園」『恵泉女学園大学園芸文化研究所報告 : 園芸文化』Vol.5 2008
新妻昭夫「園芸史におけるJ・S・ヒバード(園芸ジャーナリスト)の位置づけ ([恵泉女学園大学]園芸文化研究所助成研究報告<一般研究の部>)」『恵泉女学園大学園芸文化研究所報告 : 園芸文化』Vol.5 2008

今和次郎コレクション関連

なんかいろいろ検索していて流れ着いたのだが、「考現学」の始祖の人らしい。
しかし、建築学者って絵心がある人が多い。


今和次郎は終わらない朝日新聞の記事)
今和次郎コレクション概要工学院大学図書館:公式)


蔵書探訪・蔵書自慢 4:工学院大学図書館所蔵 今和次郎コレクションの豊かな出会い
これは、住総研の図書室だよりの連載「蔵書探訪・蔵書自慢」の一つ。こういう学者の蔵書・資料を徹底的に残すというのは重要だと思う。今和次郎コレクション関連では、他に、蔵書探訪・蔵書自慢 2:工学院大学図書館の自慢話蔵書探訪・蔵書自慢 3:工学院大学図書館所蔵 今和次郎コレクションがある。


図書室だより内の他の連載、「猟書−文献探索のたのしみ」や「住について考えるための基本図書」もおもしろそう。

石本コレクションと石本巳四雄

https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/tenjikai/tenjikai2008/thema.html
東京大学附属図書館であった特別展示「かわら版・鯰絵にみる江戸・明治の災害情報−石本コレクションから」の紹介。他のページには写真と釈文もある、親切設計。
そう言えば、昔の人のコレクションは貼混帳形式が多いようだが、なぜだろう。やはり当時としてはこれが一番整理しやすかったのか。今時だと、保存も考えて、封筒に入れるといった形式になりそうだが。

iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp

まぼろしの「博物学雑誌」  ―明治、大正、昭和初期の茗渓博物学の情熱・筑波大学生物科学の源流―

www.biol.tsukuba.ac.jp
ちょいと昔の生物学・博物学に興味があるのでメモ。しかし、地域の教員などによるアマチュア博物学的研究というのは、いまいち情報がなくて困る。とある人物について調べているのだが、福岡まで行かないと情報がないもようで… 金をかける気にはならないし。
内容は、筑波大学所蔵の「博物学雑誌」についての紹介。この雑誌の発行母体東京博物学会は戦時中に消滅したようであるが、そのあたりが「博物学」が分裂細分化していく過程の完成期だったのだろかなどと考える。

博物学関連メモ

森武寅雄と3人の海藻学者 「函館湾の海藻」はどのように誕生したか

 このような地域の植物誌は各地に豊かな成果がある様子。いろいろ調べてみるとおもしろそう。しかし、こういう書簡類が残されているのはうらやましいな。

国立国会図書館電子展示会「描かれた動物・植物:江戸時代の博物誌」

http://www.ndl.go.jp/nature/index.html

三輪宗弘「戦前期の航空機用揮発油の技術開発」(PDF)

http://sts.kahaku.go.jp/tokutei/pdfs/03_16.pdf
メモ。周辺知識に欠けてよく分からない。抄録だし。
科研費研究日本の技術革新:経験蓄積と知識基盤化の成果らしい。
他の研究成果は、研究論文発表一覧からPDFでよめる。なんかおもしろそうな論文がちらほらと。

浅間山噴火のかつての様子

http://kousyoublog.jp/?eid=2065
浅間山はヤバイ。天明の噴火もだが、1108年の噴火も酷い。上野国が壊滅している。
近くに住みたくない火山でもかなり上位だな。
史料に書かれた浅間山の噴火と災害