JASRACの世界にはEUが存在しないらしい

優雅なブログが最高の復讐である著作権保護期間は70年が欧米では一般的な水準……なのかい?

Stefan Bechtoldが書いているところによると、欧州委員会は(少なくとも調査報告書は)EUでのレコードの著作権期間を現行の“公表後50年”以上に延長すべきではないと判断した。レコード産業からの、もっとも重要なロックのうち何曲かをパブリックドメイン入りから「救う」(彼らの用語では)ために期間を延長しろという日増しに強くなる圧力にも関わらずだ。欧州ではすでに記事となっている(Independent、BBC)。

これは自由な文化を求める戦いにとってこの上なく重要な展開だ。これまでで初めて、政府関連の機関がバランスの重要性を認識した(あるいは、その認識を圧力で潰されなかった)のだ。


危ない危ない。「欧州では70年が一般的な水準」って信じ込まされるところだったよ。

JASRACの言う「欧米」のなかにEUは含まれないらしい。
「欧」とはどこを示しているのやら。


再掲:違法なファイル交換には「法的措置も含めた断固たる対応」