災害、まず高齢者らに避難呼びかけ…避難情報見直しへ

昨年夏の新潟、福井両県などでの豪雨災害では、一部の地域で避難指示・勧告が遅れたり、発令されなかったり、という問題が生じた。その原因として、首長らからは「避難勧告と指示の定義や区別があいまいで、判断に迷う」との指摘が出ている。

現行の災害対策基本法は、市町村長が「地域の居住者、滞在者に対し、避難のための立ち退きを勧告し、急を要すると認めるときは、立ち退きを指示することができる」と定めている。

確かにあいまい。判断に迷うときも多いだろう。あんまり基準頼りになりすぎるのも問題だけど。