ちょっと興味を持って調べてみたが、果てしなく面倒そうなので放棄した。その残骸。
大名家に関連する史資料は、美術品・調度関係、私的な文書類、藩の公文書、図書など、いくつかのカテゴリーに別れ、それらがあちらこちらに分散している。しかも、小さいところまで含めるとひたすら多い。例えば、細川家だと、関連の品物は永青文庫の所有でまとまっているが、文書類は熊本大学に寄託、美術品は東京の永青文庫に収蔵されている。これは比較的まとまっているほうで、散逸してしまった家もあるだろう。これらをまとめるだけでもとんでもない労力がかかりそう。
九州関係の史料の目録。九大以外の所蔵の史料についても目録化されている。熊本関係の史料があっちに行っているのを見ると、熊本県人の無理解が透けて見えるな。
これは美術品中心の紹介。
『家宝の行方 ― 美術品が語る名家の明治・大正・昭和』の紹介。近代に入って、華族所有の美術品がどうなったを扱っているようだ。
- 作者: 小田部雄次
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
前田家の収集品を保管する公益法人の項目。こうやって、財団化して、保存しているところは先見の明があったと思う。
近世の史料を所蔵する施設(主に大学図書館)のリスト。
メモ。蜂須賀家関連。