体調悪し。頭痛が治らない。昼辺りから痛くなってくるところをみると、緊張性頭痛らしい。要は、肩こり。
昨日は臼杵まで出撃したが、疲れでダウン。夜には微熱まで出した。無理は禁物か。


以下、昨日の臼杵行きについて。
本来の予定では、津久見まで行って船に乗る予定だった。が、電車に酔ってダウン(^^;)
臼杵駅で電車から這い出る。トイレで吐く。それでもせっかく来たのだからということで、強行。
最初は臼杵城へ。個人的には大友宗麟が島津軍にフランキ砲をぶっ放した、丹生島城といったイメージが強い。一度、来てみたかったところ。駅から正面の道を北上して、卯寅門から入城。かつては海だったところなんだよな…

グロッキー状態での上りはきつかった。江戸時代からの現存遺構、卯寅門口櫓。本丸から海側を望む。フランキ砲のレプリカ。



二の丸を通って、大手門へ。なんかいろいろ工事中だった。


続いて、稲葉家下屋敷へ。重陽節句のイベントで入館料無料だった。ラッキー。といっても、このあたりの伝統建築についての知識が欠けているため、それほどきっちり見たわけではない。むしろ激烈に体調が悪くて、ただ回っただけという…




稲葉家下屋敷から南は旧来からの建物や街並みがよく残っていて、なかなか風情のある町になっている。伝統的な街並みの部分は石畳が整備されていて、迷うこともない。実際には、結構建て替わって、最近の建築様式で建てられているものも多いようだが、それも意匠が統一されているので、違和感がない。3時間くらいで回れるくらいの、手頃な大きさの街。






 八町大町あたりまでは、体調最悪状態。野上弥生子記念館はパス。食欲がなかったので「まるしょく屋」でパンを買って、これで多少回復。しかし、マルショクがまるしょく屋って(^^;)
 八町大町をフラフラしていたら、何やらお囃子の音が。獅子と天狗が商店街の店を一店一店、払って回っているようだった。なんかの伝統行事らしい。その辺の人を捕まえて聞けばよかったか。



このあたりで多少、体力が戻ってきたので、さっそく買い食い。鑰屋味噌店で味噌ソフトクリームを食す。ソフトクリームに味噌煎餅のクランチと味噌ソースをかけた一品。美味しかった。建物も気合が入っているし、中にも古い写真などが展示してあって、歴史を感じさせる所だった。



この後、二王座歴史の道、旧真光寺、直良信夫生家前を通って、龍源寺の三重の塔へ。軒の下の子鬼がおもしろい。さらにまた、八町大町を通って駅のほうへ戻る。





なんかおもしろい造作の家を見かけたり、鬼がわらに屋号のマークを付けてある建物を見ながら東へ。今度は丸毛家住宅へ。この周辺は武家屋敷街だったらしい雰囲気をよく残している。





丸毛家住宅から臼杵駅へ戻り、鈍行でまた酔うのは怖いので特急に乗って戻る。特急に乗ってる間、座席に頭をつけてじっとしていた。大分駅でいったん降りて、アニメイトジュンク堂で買い物をして、別府へ帰還。臼杵の街は、古い構造はよく残っていて、楽しめる街だった。普通に武家屋敷やら町屋が残っているのは素晴らしいことだ。


おまけ。今日見かけた、巡視船「わかぐも」