- 作者: 小山田和明
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2010/02/16
- メディア: 新書
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
本書で話をしている人は、冷凍の魚が流通する前の最後の時期を経験しているが、冷凍以前の状況が興味深い。というか、冷凍や冷蔵が普及する前の魚って、すごく不味そう。なんというか悪くなりかけっぽい。まあ、そのあたりが肉が熟成している可能性はあるけれど。後は、木箱から発泡スチロールへの移り変わりや場内輸送手段が小車からターレーへ変化する状況もおもしろい。あと、昔の築地はもうかっていたのだなとか。