御厨貴「新たな分野「建築と政治」」『熊日新聞』10/3/21

 権力の館を歩く「建築と政治」という新たな研究分野を切り開くための取材の旅を、3年と3カ月続けた。毎日新聞に毎月一回1ページの連載の形を取った。「どんな館を取り扱ったの」と聞かれるたびに、「吉田茂から小沢一郎までさ」と答えることにしている。権力者の館、権力機構の館、そして政党権力の館、を訪ね歩いて38か所である。

『権力の館を歩く』 御厨 貴さんにまとまられたようだ。
 やっぱり権力をもつとでかい家を建てたくなるものなのかな。人が集まる必要性という、実用的な理由もありそうだけれど。なかなかに興味深そうな本。

権力の館を歩く

権力の館を歩く